はるかです。
人生を歩む中で大切な4つのテーマについて書いてみようと思います。
人生を豊かにするために取り組むこと
人は、生まれた瞬間に死ぬことが決まっています。
何も持たずに生まれ、何も持って行けずに死んでいくのです。
つまり、何かを「持って」も、結局は意味がないということになります。
「持つこと」にフォーカスする人生ではなく、どう「生きた」のかが重要ではないでしょうか。
それ故、死に向かって日々歩んでいく中で、限られた時間をどう過ごすのかが、どう「生きた」かを評価する基準になるのではないでしょうか。
人生を豊かにするためには、下記4つのテーマに取り組み続けることになります。
- 健康
- お金
- 仕事
- 人間関係
私は【健康】を大切にしたい
私は、4つのうち「健康」を一番大切にしたいと考えています。
この地球上に生まれたからには、この身体を思う存分に使って、様々な経験をしたいのです。
たとえお金があっても、健康でなければ使い道も限られますし、心から楽しめません。
たとえ仕事に一生懸命でも、健康を害しては仕事ができなくなりますし、お金もなくなります。
たとえ人間関係を良好に保ちたくても、健康でなければ会いたいときに会いたい人に会ったり、おしゃべりしたい、何かを助けたりすることもできません。
私たちは、この身体という入れ物がなければ何も行動することができないのです。
人生を豊かにするには、「行動」を起こさねばなりません。
しかし、「行動」するには健康な身体と心が必要不可欠です。
人生をより豊かにするために、私は特に「健康」について考える時間が多いように思います。
丁寧な食事をすること
適度な運動をすること
いつも忙しくするのではなく、適度に休息を入れること
多忙な現代社会、ついどれもおろそかにしてしまいがちです。
会社員時代の私
私は会社員時代、常にアドレナリンが出ていました。
三時間睡眠でも、寝ていなくても、常に頭の中には仕事があり
寝ても寝ても足りなくて、でも切り替えればいくらでも仕事がはかどりました。
私って無敵なのでは?と勘違いしたときも。
でも、ある日突然涙が止まらなくなって
私は思考が停止しました。
アドレナリンでは生きていけないのです。
私は限界を感じました。
そして、仕事が手につかなくなり、仕事を数ヶ月お休みしました。
仕事を休んでも精神的に安定していたのは、給与とは別の収入があったからでしたので
非常に心の支えとなりました。
自分の心と体を癒やすため、とにかく時間を作りました。
何もしない時間を作るというのは私にとってとてもハードルが高いことでした。
何かしていないと落ち着かなかったのです。
気がつけば予定を入れまくり、カレンダーは色で一杯になりました。
これでは何も変わらないと思いました。
トレードオフ
ここでもトレードオフが出てきました。
先に手放す、空間を作ることで新しい何かが入ってくるのです。
私は自分を維持するために、キャリアを捨て、何もない時間を作りました。
一度休んでしまうと、その後の昇進にとても影響が出るのです。
休むということは、この会社で上に行くことを捨てることでした。
私は仕事を捨て、健康を取り戻すことにしました。
通院することが条件での休職でしたが、処方された薬はなかなか強力な精神薬。
私は処方箋を薬局に持ち込むことなく捨て、診断書のみをいただきました。
そして、毎日ただひたすらに寝たりぼーっとしたりを繰り返しました。
私に必要なのは、薬ではなく休養だということは自分でよくわかっていました。
はじめは休職したことで、これからの人生大丈夫なのかなと不安も増しました。
ただ、この休職期間のおかげで私はお金の勉強が加速し
更に豊かにすることができたのです。
時間の余裕を作ったことで、学ぶ時間もできました。
そして、この休職の経験から、新たな人間関係も構築することができました。
一つのテーマに取り組むことで、気がつけばその他4つのテーマにも良い影響が出てきていました。
決断するときは非常に怖かったのです。
人に迷惑がかかる。
それこそ、人間関係が悪化するのではないかという恐怖。
仕事の実績がなかったことになる。
お金も減ってしまう。
入社してから一度も休職したことがないし、大卒以降一度も転職したことがないし、
誰かに迷惑をかけてしまうような行為を自分から選んだこともないので
「休む」ということだけなのに、非常に怖かったんですね。
でも、実際やってみたら
会社って組織なので、一人いなくなっても回っていくんですね。
その現実をわかっていたつもりだったけれど、やっと体感しました。
そして、誰からも責められることもなかったし、人間関係も良好のままでした。
お金についても、給与所得は求職中止まりましたが(後ほど傷病手当はでました)
別の収入の柱を作っていたおかげで全く不安になることはありませんでした。
やったことがない事をするというのは、どうしても恐怖を感じます。
でも、その恐怖を超えて行動することで得るものや発見することがあるんですね。
人生は一度きり
この世に生まれてから死ぬまでは、たったの一度きりです。
そして、どんなに頑張って手に入れた物も、死ぬときは何も持って行けません。
人生の豊かさを決めるのは、have<持つ>ではなくbe<在る>なんですね。
人生における大切な4つのテーマ
- 健康
- お金
- 仕事
- 人間関係
今の自分は、大切な物を持つために、手放さないように、しがみついていたりしないでしょうか。
でも、それって結局死ぬときは持って行けないんですね。
それぞれを持つのではなく、それぞれのテーマで自分はどうあるべきか?を追求できたらと思います。
たとえ、すべてを失ったとしても
またそのテーマに取り組んでいけば良いのです。
死ぬまで人はこの4つのテーマに取り組み続けていきます。
今の私のテーマは、仕事です。
お金のためではなく、人のためにどんな仕事ができるのだろうかと試行錯誤しています。
あなたが今取り組んでいるのは、どのテーマですか?
最後までよんでくださって、ありがとうございました。