地域の防災訓練に参加しました。
今回は、体験型があまりなかったのですが、
また新しい事を知る事になりました。
実は、娘は児童会、会長をしています。
何度も地域の防災訓練に参加して、
通う小学校なのに、児童と親御さんの参加が本当に少ない事を嘆いていました。
訓練に参加する度に新しい知識を得るものの、これを知らない人達が助かるのか、
助け合えるのか…。
会長立候補の際、娘は、1人でも多くの人に助かる術を伝えたいと、
毎月発行する児童会新聞で、防災の事を発信すると、公約に掲げ、実行しています。
そして、我が小学校の校長先生はいつも防災訓練に参加していらっしゃいます。
お休みの日なのに、素晴らしい先生です。
娘の頑張りを見習い、
自助、共助がきちんと出来る様に、
私も発信していきたいと思います。
避難の際、一番気になるのは、水や食料だと思いますが、
何より一番気にしなければいけないのが。
【トイレ事情】
〈この先お食事中の方は少々閲覧注意です〉
年に2回ほど訓練に参加していて、
もう、私達には周知の事実ですが、
熊本大震災の時に、トイレに溢れた汚物で用が足せず、学校の周りの側溝に用を足す人で続出、汚物で溢れ、
校庭でも穴を掘って用を足す人が続出した為、
復興の際に校庭の土をごっそり入れ替えなくてはいけない事態になったそうです。
トイレでの衛生が保たれず、履き物を変えない、裾に汚物が付いたまま被災場所を行き来する為、
被災場所に病気が蔓延したそうです。
水も止まり流せない、
汚物を回収する清掃車も来ない。
我慢すれば病気になり、
秩序が保たれ無くても不潔で病気になる。
こんな状態で、どうやって生理現象と戦うのか。
被災の場所でのトイレルールを守るのは勿論ですが、
自分達で簡易トイレを持っておく、
その処理をどうするかを知っておく事が大切です。
昭和56年以前の建物は耐震がされておらず、
直ぐに倒壊してしまうという実験をしてくれました。
筋交が入っているのといないのでは、全く耐震性が違うのです。
そんな改装にお金をかけられない、
そんな場合でも、一室だけを耐震シェルターにしたり、
ベッドだけをシェルターにする方法もあるそうです。
参加するたびに新たな事を知り、
防災意識が高まります。
これを目にした方、一度でも良いので、地域の防災に参加して見てください。
きっと大切な人を守る知識が得られるはずです。