今日、務川慧悟さんのリサイタルへ行きました。
フルートの生徒さんから、
「ピアニストが凄く良い!っていうピアニストだよ」と、お薦めされました♪
お話伺って、是非行きたい!と、
家族分チケットを取り楽しみにしていました♪
務川さんご自身も仰られていましたが、
今回のプログラムのコンセプトは「内省」だそうです。
予習で曲を聴いて行ったのですが、
どの曲も、静かな感じ、
あれ…これ寝ちゃうやつ…と心配だったのですが、寝るなんてとんでもない!
最初から凄く惹き込まれました!
洗練された音、響き、空気感、どれも素晴らしいのです。
映像が浮かび上がる様な演奏、
その映像と奏でる音が一つになった時、
何とも言えない不思議な感覚に陥りました。
実際には触っていないのに、質感というか、
手触りまで感じる様な演奏って凄い!
曲想は、しっとり、静かなのに、
内なる声が聴こえて来る様で、
ただただ圧倒されました。
ピアノってあれ程までに音色が柔らかく奏でられるものなのかと、驚きっぱなし。
タッチも軽やかなのに、粒立ちがはっきりと
していて、正に、洗練された音色。
ドビュッシーの「ヒース」は、
昔、大学のピアノレッスンで弾いたことがあるのですが、
必死に弾いていた私の演奏とは全く別物…。
あんなに自在に音色を操れるなんて…、
本当に素晴らしい。
娘も、主人も大絶賛。
ラフマニノフも素晴らしく感動してしまいました。
ピアノの音色はさる事ながら、
弦に共鳴する倍音の響きの美しさまでを感じたのは初めてでした。
本当に素晴らしい演奏と、素敵な時間をありがとうございました♪
明後日は、ベルノルドさんのフルートリサイタル、楽しみです♪