やりすぎな人工授精
前回のつづきです。
私が行った不妊治療クリニックの人工授精は、
たくさん卵を育てて
ちゃんと排卵させよう!
・・という方針でした。
具体的には、
■HMG注射を約2週間、毎日打つ
■お腹が痛くて歩けなくなっても注射を打ち続ける
・・こんな感じ。
通常、
人工授精だとHMG注射を打たないクリニックもあるし、
打ったとしても育つ様子を見ながら、回数を抑えたり、発育卵胞数が多くなりそうな場合には中止したり…という流れだと思います。
でも私の場合は、
増えてもノンストップで 毎日 でした!
ちなみにその前にAMHを調べたりはしていなかったので、
自分が卵が育ちやすいタイプかそうでないかなどは、分かっていませんでした。
AMH ( アンチミュラー管ホルモン )の濃度は、
排卵誘発の際の卵胞の反応性と相関するため、
この値を誘発方法決定の際の、ひとつの指標とすることができます。
・卵が育ちすぎる人には、初めからマイルドな誘発に
・卵があまり育たない人には、初めから強めの誘発に
といった調整をする際に、
AMHの測定が役に立ちます。
当時はそんなの測定していなかったけど、
たぶん育ちやすいタイプだったんですね。
妊娠までいきそうな卵が
10個以上育ってました。
まあ、毎日打てばそうなる人も多いんでしょうけど。