こんにちは
こちらは4番目に煮出した染液にストールをつけて染めているところです。
はるいずみのひとみです。
ご訪問くださりありがとうございます😊
桜の枝と葉っぱを頂きました!とご報告しました
先日のブログの続きになります。
枝で染めるのは以前から聞いていましたが
調べてみると
どうやら青葉でも赤みがでるらしい![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
枝から葉を切り
キレイなところだけ集めた重さ、約800g。
鍋に入れてぐつぐつ煮出します。
この時に重曹を少しいれてアルカリ性にすると赤い色が出やすいそうなので
小さじ一杯の重曹を溶かした水に桜の葉を入れました。
30分ほど煮出したら、一旦煮出した液を全部鍋から出して、新しい水と重曹をいれて再度煮出します。
最初の液は濃い黒っぽい緑色!
煮出した色は濃いのですが、黄が強いのでキレイなピンクのような色には染まらないそうです。
最初にこの黄色の色味を煮出してしまうことで、赤みが出てきやすくなるんですって。
目指すピンク色にたどり着くには
2番目、3番目に煮出した液を使います。
結構濃い赤が出てきてくれました![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
4番目まで煮出すと、葉っぱはドロドロになって
染液はとっても濃い色になるのですが
少し赤黒い感じになるような気がしました。
今回試した中では、3番目の染液が1番キレイな色で、1番染まりやすかった気がしました。
染液につけた後、ミョウバンでアルミ媒染をしました。
染液後
染液では優しいピンク色になりましたが
媒染すると少しオレンジ色、サーモンピンクに変わりました。
ピンクよりに仕上げたい時は椿灰媒染がいいようですが
手元にあるのがミョウバンでしたので、今回はこちらでやってみました。
ミョウバンでは少し黄色寄りになるとのことなので、サーモンピンクになるのも納得ですね。
仕上がりはこんな感じになりました☺️
こちらは布の端切れを使って
色確認してみたものです。
煮出した次の日に端切れをつけてみたら。。
なんと!ピンク色に染まりました!
煮出したては、黒くて緑色で黄色みが多くて
お世辞にもキレイな色とは言えなかったけど。。
酸化すると赤みが出てくるときいていたので
1日置いたことでうまく酸化してくれたのかな。
これなら最初の液もとっておいて
少し寝かせてから使えますね。
桜の青葉染め🌸
葉を煮出した時の桜餅のような香りに包まれた
至福の時間でした♡
色々試してみましたが
染液の条件や染める布の種類によって
色味がどんどん変わっていくのが
とっても興味深かったです。
もう、人は敵わない笑
ある意味、植物さんにお任せです。
こんな色に絶対したい!って思ったって
そうはいかない草木染め。
その時の色をただ愛おしみ楽しむ♡
きっとそれが良いのですよねー♡
草木染めは本当に一期一会だなと感じました。
葉染めがおわって
今は枝を煮出しています。
枝は数日煮出す方が良さそうなので
しばらくぐつぐつとしながら
桜の枝と仲良くなりたいと思います笑
お読み下さりありがとうございました。