娘ちゃん4歳3か月。
息子君2歳6か月。
先日、木村泰子さんの絵本に
またハマりましたって
記事にしましたが。
あれから
ずーーーーーーーーーーっと
我が家では
木村泰子さんの
絵本が
ものすっごい
フィーバーでして。。。
でもね。
ほとんど
絶版に
なっちゃてる
のよ
まだ市販で
購入可能な絵本は
手あたり次第購入しました
まずは名作
ワンちゃんシリーズ。
これは、絶版になってる
名作が多いんだけど
今でも手に入る中で
一番おすすめなのがこれ。
「ぼくのいもうと」
ご自身がきょうだいの中で上の子の場合
あと、普段の育児で複数児を育てている方に
ぜひ読んでほしい
泣けるから。。。
本当に、上の子の難しさとか
そんな中での親からの愛情とか。
胸が締め付けられるのよ
上の子って大変なんだね。
でもちゃんと
親がそれを
理解してあげることが
大事なんだなー
って思います。
私は今出版されている
木村さんの作品の中で
これが
一番個人的に好きです♡
ワンちゃんシリーズで
まだ入手できるのもう一点が
これ。
たからのちずみつけた。
これもねー!
超かわいいお話なの!
読んでほしい!
特にパパに読み聞かせしてほしい!
蟻地獄に
はじめて遭遇した娘ちゃんでした。
続きまして―。
ぱっくんおおかみシリーズ。
ぱっくんおおかみはね。
普段は優しそうで
ちょっと頼りなさそうなんだけど
いざとなったら
大きなお口を開けてくれて
みんなを守ってくれるのよ。
この「ぱっくんおおかみとくいしんぼん」
も、そう。
「え、くいしんぼんってなに?」
って思ったらぜひ読んでね!
特に男の子で乗り物好きなら
ぜひおすすめです!
水陸両用
どんなところも駆け巡る
素敵な乗り物に
どんどん改造される様子は
見ごたえあり。
ぱっくんおおかみシリーズは
またまたパパさんに
読み聞かせしてほしい↓の作品。
お父さんの威厳が
ぐっと
まぶしくなります!!!
いざとなったら
家族のために頑張る
お父さんのかっこよさが
伝わって
これまた素敵でなのよ。
ぱっくんおおかみシリーズは
ぱっくんおおかみとおばけたちっていう
作品もまだ購入できます。
妖怪好きのお子さんは
マストバイ!
平成狸合戦ぽんぽこ的な
結末ですが。
ちょっと悲しい。
むすめちゃんは
ここに出てくる座敷童が
大好きです
大人が読むと
とっても怖い作品
↓「かいぶつになっちゃった」
これね、
ぱっくんおおかみシリーズってかいてあるのに
ぱっくん
おおかみ
出てきません
ずっこー
でもね。
ぜひ大人に
読んでほしい
結構怖い作品なんだよね。
噂を信じて動物達が集まって
怪物を驚かしに行くんだけど
結局自分たちが
怪物になっちゃうはなし。
個人的解釈ですが。
情報、報道に対する迎合が
自身の信念すら揺るがし
別の形にしてしまうという
隠喩を感じます。
作品の読み取り方は
人それぞれだけど
何となく、
最近の日本のキー局の
テレビ報道に
感じる違和感に似た、
きっとこうだ、
この人は××なんだろう!」
って思いこんで
特定の何か、あるいは個人を
強烈に批判する人達って
最近増えているというか、
SNSで容易に自己の意見を
表明しやすくなっていて
それがマジョリティの
意見として
取り上げられることが多いなと
感じるのですが。
(個人的な意見です)
周囲の意見に流されたら
自分の意見が消えて
形さえも
変わってしまうのかもしれないな
って
恐怖を感じる絵本です。
ちょっと怖い?
一度図書館で借りて
読んでみてください。
口コミでも
親御さんは
怖いって意見も
よく見ます。
でもね。
子どもたちは
そういう伏線はあんまり気にせず
お話を素直に楽しむので、
読み聞かせとしては
悪くないし、
イラストも独特でかわいらしく
個人的には
大変おすすめです。
子どもが徐々に成長し
鑑賞の仕方が変わったときに
ぜひ感想を聞いてみたいと思う
名作。
この他にも
木村泰子さんの絵本は
かなりたくさん発行されているのに
多くが絶版になっています
今、ちょっとずつ
オークションとか中古で
購入しているけど
子どもたちのすごいところは
木村さんの絵本が
自宅に新たに届くと
真っ先に見つけて
何よりも先に
見たい
読みたい
(お風呂上がりに髪も乾かずすぐ読み始める娘ちゃん)
木村さんの作品は
ある特定の出版のものが多いけど
(児童出版社の中でも個人的には好きじゃない所)
なぜ福音館とか
大手の出版社が
正当な評価をもとに
木村さんの作品を
出版してくれなかったのか。
なぜ、絶版になってしまったのか
大変残念に思います
私が子供の頃、
ワクワクしながら
木村さんの作品を読んでたけど
子どもたちは
私と同様か
私以上に
木村さんの作品に
夢中になる様子を見て
ああ、なるほどね。
長新太さんとか
中川李枝子さんとか
林朋子さんとか
佐々木マキさんとか
私たちが子供の時の
有名作家と同様に
木村さんの作品には
絶対的に
時代を超えて
子どもを魅了する力が
あるんだと
改めて感じました。
絵の好みもあると思うから
万人受けしないかもですが。
絶版になっても
状態のいい木村さんの作品を
少しずつ集めてます。
このお話も
大変美しいのです。
暴れん坊の子も大事な子を育てて
だんだん優しくなって
音楽が二人をつなげていくってお話。
これもねー。
すっごいきれいなお話なんですよ。
きょうりゅう出てくる。
なんともね。
切なくなります。
木村さんの絵本が
また再販して
日本の子供たちに
ワクワクを届け
読み聞かせする
親御さんたちに
たくさんの気づきが
あればいいのにな
って思った
ある日の記録でした。
おしまい。