ハルの、血統書の名前は、「春陽(はるひ)」。
早春のおひさまは、ただそれだけで、ほほえみをもたらしてくれそうだから・・・・。

ハルがくるころ、我が家はお引越しなんです。
夫の母との同居にむけての第一歩として。

親友たちからは、同居に対して「最悪の選択にみえます。」と危惧されました。「〇〇ちゃんが、これ以上苦労するのをみるのは、私は本当にいやだよ。」と。それは真剣な、私を気遣ってくれることば。ありがとう。心配かけてごめんね・・・。私自身、苦渋の決断だっただけに、友の警告のシグナルは深刻に受け止めました・・・そして私はこんなふうに答えました。

「止まれ!逃げろ!の声のかわりに、
進め! 逃げるな! と言われたとしたら、
それはそれで、痛いような気持ちになるとは思うのだけど。

でも今はもう、目標の地に向かって、船は帆を広げて海を進んでいる。

引き返せないのではなくて、
このまま進んでみたいと思いはじめているの。

悪い天気や、氷山や、海の魔物や、いろいろの暗い部分、
それから、船のもろさや、ひびわれやなにか・・・。
そういうのに、全部、目をつむってるつもりはないのよ。
(どういっても、強がりか、やみくもな愚かさか、開き直りにしか見えないかもだけれど。)

でも・・。
いま、これをやろうとしていることの意味は、
たぶん、もう少し経ってから、わかってくるような予感がします。
なにかが、大きく動こうとしているみたいなのです。」と。

同居のはなしが進むうちに、引越ししたら犬を飼ってもいいよ、と夫のほうからいい始めました。犬のいる暮らしを望んでいた娘と私への、夫からのプレゼント。(交換条件???) 

具体的に探し始めてから2ヶ月。紀州犬を育てておられる方に出会い、犬友ネットワークから2月生まれの女の子を譲ってもらえることになり、なんだか日を追うごとに楽天的になっていく感じです。単純。笑

ハルの存在は、(まだ顔も見ていないうちから) とっても大きいのです!! byからし菜