読了。
このような本が必要になるのは、「多様性」というものがまだまだあたりまえではないからなのかな、と思う。
結婚してもしなくてもいい、家族と仲良くても良くなくなくてもいい、人間が好きでも苦手でもいい。
そういうことを、大きな声で言ってあげないと、居場所がないと感じてしまう人がたくさんいるからなのではないかと。
著者の鶴見氏は「不適応者の居場所」を主宰されている。
自身の生きづらさから、同じような人たちがゆるくつながれるようにとはじめたとのこと。
私も、10代の頃から自分はマイノリティだと感じていた。
そういう子が私を見て「それでもいいんだ」と感じられる大人になりたいと思っていた。
どれだけできているかわからないけど、これからも不適応を隠さずに生きていく所存です