環境インターンシップ

環境インターンシップ

モーリシャスへのインターンについてのブログ

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ついに僕のインターンが終わってしまいました。この6週間は毎日刺激を受け続けた日々でした。

ではインターンの反省を述べていきたいと思います。


良かったこと


コミュニケーション能力がついた

いろいろな国の人に出会いましたが、基本的に誰に対しても自分から心を開いていけば、仲良くなれることができました。また、問題が起こる度にチーム内での話し合いを行っていたため、自分の意見を説明する力が向上したと思います。

現地の環境問題について詳しくなった。

NGO訪問を通じて、現地の環境問題について詳しくなりました。とくにゴミ問題と海辺の環境保護の2つが大きな課題です。

問題が起きても諦めなかったこと

様々な問題が起こりましたが、諦めずに対処したことで、ベストの結果とは程遠くても何かをつかめたと思います。具体的には、学校訪問をした際に予想よりも生徒達が環境問題について詳しく準備していたプレゼンでは子供達のにとってつまらない内容でした。そこで学校到着から授業開始までの1時間弱程の時間を使ってプレゼンの内容を変更しより専門的にしました。満足できる出来ではなかったですが、生徒達の反応はよかったし、その次の学校ではプレゼンを根本的に変えたためある程度満足できる授業をすることができました。

悪かったこと

予想よりも学校訪問ができなかったこと

今回のプロジェクトの目的は子供達への環境問題についての啓蒙でしたが、予想よりも学校訪問ができず4000人の生徒の意識を変える!という目標とはほど遠い400人程度になってしまいました。

ホストファミリーのpreteelaと分かり合えなかった

正直なところ彼女の考えを受け入れることはできませんでした。例えば家にNGOで働いているDAKSHを呼んでチームでミーティングをしていたとき、電話で彼女に呼び出され、「アイセックのメンバー以外はこの家の敷地に入ることは禁止されている」と言われ一刻も早くDAKSHに帰ってもらうように言われました。彼女の家でホームステイ(実際には、彼女の家族は同じ敷地内に二つの家を所持していて、そのうちの一つを借りている)を開始した際このルールについて説明を受けてはいたのですが、DAKSHにはアイセックのプロジェクトのミーティングをするために家に来てもらっていたので我々のチームは家に呼んでも大丈夫だと考えていました。そして彼女に呼び出しを受けたときけんかになってしまいました。このような感情的なやりとりになったのはそのときが最初で最後だったのですが、それ以前にもよく理解できないルールがいくつかありかなり僕たちの中で不満がたまっていました。そして、早目に結局冷静にお互いの意見を交換する機会を設けることなく帰国となってしまいました。正直なところ冷静な話し合いをできる自信がなかったこと、これ以上雰囲気を悪くしたくなかったことから何もしないという一種の安全策をとってしまいましたが、それでよかったのか、、、

これからの課題

論理的に話す力

チーム内で議論をしているとき、自分の意見を分かりやすく伝えられないことがよくありました。論点を簡潔に抑えた話し方ができるようになりたいです。

英語力

今回の訪問でネイティブレベルの英語力を身につけたいと強く感じました。話すスピードも遅いし、周りの英語も聞き取れませんでした。ラッキーなことに現在所属している研究室に留学生がたくさんいるので、彼らと定期的に話す機会を設けたいと思います。

リーダーシップ

今回は思っていたよりリーダーシップが取れなかったのですが、その原因は普段からリーダーとして主体的に活動することが少ないからだと考えています。小さなことから少しずつ主体的な活動を増やしていきたいです。その際、周りを巻き込むようなことを企画提案、実行していきたいです。

以上でまとめを終わります。


ただ、このブログは続けていきたいと思います。なぜならこのブログは僕の考えを整理するのにとても役にたつからです。これからしばらくは日本で生活しますが環境問題に関わっている人にアポをとってこのブログでレポートしていこうと思います。

それではまた!

iPhoneからの投稿
こんにちははるひろです。今日は二つのNGOに訪問してきました。どちらも環境保護にとりくんでいるNGOだったのですが、2つ目に訪問したNGOがとても印象に残っているのでまとめます。

今日2番目に訪問したKalipsoというNGOは主に環境啓蒙活動、貧しい漁師への環境に配慮した支援、環境調査などを行っています。そしてこのKalipsoというNGOを経営しているVassen さんという方は、日本やスイスなど世界各国で働いた経歴をもち、自分で環境コンサルの会社を経営しながらNGOも経営しているというすごい方でした!

NGOでも会社でも環境保護活動に取り組む理由として、Vassenさんは「NGOと会社という二通りの違う方法からアプローチすることによってより効果的に環境保護にとりくむことができるから、とおっしゃっていました。

大学院を卒業したら大手の会社に入って、、、というかなり普通の進路を考えていた僕としては目から鱗でした。両方すればよいんだ!!と気づいてしまいました。。もちろん簡単にはできないんでしょうが。

それと最近日本に帰ったらしたいことがいろいろと出てきました。英語をもっと勉強したり、大学院卒業後の進路について真剣に考えたり、またここでしていることの続きとして環境問題に関わった仕事をしている人をかたっぱしから訪問していきたいと思ってます。頑張ります!

それでは!
 今日は学校での授業がなかったので、大学に行って僕らのプログラムの担当をしているチームと話し合いをしてきました。 話し合いの目的は僕たちが抱いている不満をチームに知ってもらうこと、それを改善してほしいことを伝えるためでした。

 このブログではすべてが順調に進んでいるように書いていましたが、実はいろいろ問題も多く起こっています。例えば先週訪問した学校での授業では、17~18歳の環境問題についてとても詳しい学生が相手でした。けれど、僕たちは14歳ぐらいの環境問題についての知識がない子供が相手だと聞いてそのための準備をしていたため、その場で内容を授業内容を変更せざるをえず、当然準備不足のためあまりよい反応は得られませんでした。また一校目だけならまだしも同じようなことが二度三度と起こってしまっていました。また、前日の夜になってやっと次の日の予定が分かるなど、とにかく情報が来るのがとても遅かったです。

 このような状況を改善するため、担当チームに

残り2週間の予定を早く決めること

正確な情報を伝えること

 の2点を要求しました。なんとか僕たちの要求を理解してもらえたようで良かったです。

残り2週間ベストを尽くしていきたいです。

また、こちらにきて4週間弱が過ぎ振り返ってみると訪問した学校の数はたったの4つ(ちなみに予定では8つでした)という非常に寂しい結果に終わっています。もちろんNGOの訪問など空いた時間を有効に使おうとはしているのですが、やはりインターンで来ているのでもっともっと何か活動をしたいなというのが現在の思いです。というかこのままでは「6週間もアフリカ何してたの?それってインターンじゃなくて遊びじゃん」と言われても何もいいかえせないなという焦りがあります。

ただ、このままでは日本に帰れません!必ずや残り2週間をめいっぱい充実したものにしてみせます!

現在の目標は

NGOを10個訪問する!!(現在はたったの2つ)
学校での授業をもっとする!!(あと2回訪問することは決まっています)
空いた時間を使って何かする!!!(とりあえず今週の土曜と来週の土曜に環境関係のイベントに参加します、他には先週訪問した学校にあるEnvironmental & Health Clubと協力して、学校でのペットボトルリサイクル活動をしてみたいと思ってます)

それではまた!!!
 今日は、明日と明後日にある学校での環境授業のために、家で授業の準備をしていました。日本にいるときと違って、たくさん話し合いを重ねなければならないので時間がかかるのですが楽しんで準備することができてます(実はまだ終わってないです笑)。

 そこで、今日のようにインターンみんなでのグループワークをしているときに気付いたことについて簡単にまとめます!

 まず、みんなしっかり自分の意見を発信します。そして他人の意見に納得がいかなければ納得のいくまでずーーっと話し合いをします。個人的にはもうどっちでもよくない?って思うときもあるくらい、とにかく徹底的に話し合いをします。
 また他人の意見を否定することを怖がらないです。なので、僕はよく周りから

'No..........(彼らの意見)'

というように否定されいます。初めはよくむっとしてしまいましたが、最近はあまり気にならなくなって、僕の意見を否定する人にさらに'No,,,,,,'と言って自分の意見を説明するようになりました。


 そして、グループワークを通して気付いた、僕が見習いたいことが一つあります。それはEmi(スイス)の企画提案力です。彼はかなりやる気がありいろいろなことを提案します。そしてそれらの提案はみんなでできることなので、その提案がグループで了承された時は必然的に提案者のEmiがリーダーとなりグループを動かしていきます。

 一方僕はこのインターンシップを通じてリーダーシップ力をみにつけたいと思っているのですが、現在までなかなかリーダーとして動く機会がありませんでした。というのも僕がする提案は一人でできてしまうことばかりだからです。

 このような現状の中、僕のある一つの企画がグループでみとめられました!!

 それはみんなで昼ごはんを交換しながら食べよう!という企画です。目的は現地のアイセックメンバーとインターンの距離を縮めること。みんな一品食べ物を持ち寄ってみんなで分け合って食べればアイセックメンバーとインターンの距離が縮まるのではないか、と考えたのです。

 来週あたりにする予定なので、結果をブログで報告しますね!

それでは、今日はこのあたりで!
こんばんは、はるひろです。今日は今週したことを報告したいと思います。やっとインターンらしくなってきました!

月曜日

 リサイクルセンターの訪問
 NGOのレクチャーを受ける

火曜日
 サンゴ礁の生態系保全についてのフィールドトリップに参加

水曜日
 Droopnath Ramphul State College (11歳から18歳までの女の子が通う学校)への訪問
 Environmental Care Association (環境保護NGO)への訪問

木曜日
 Curepipe Loreto Collegeへの訪問

まず月曜日ですが、僕の住んでいるQuatre Bornesというところの近くにあるゴミの分別回収場所まで行ってきました。そこでは、ペットボトル、ビン・缶、段ボールの3つに分別されていました。現在モーリシャスにこのような回収場所は18カ所あるそうで、場所によって回収できるゴミの種類は異なるそうです。回収場所は将来増やす予定だそうです。また携帯電話のリサイクルも14カ所で行われています。Mission Verte(分別回収を行っている会社)のHPを参考にしました。
 また、月曜日の午後にはNGO(Allied Network For Policy Research And Advocacy for Sustainability: ANPRAS)の講義を受けました。ANPRASはいろいろな環境保護活動をモーリシャスだけでなくいろいろな国々で行っている団体です。講義の中で印象に残っているのは簡単で早く結果の出るような活動でないと子供たちは興味をもってくれないというアドバイスでした。例としてはペットボトル回収活動が挙げられます。ペットボトルを回収すると1週間後も経過すれば膨大な量のペットボトルが集まります。このようにすぐに何かしら変化のある活動をすると子供たちは興味を持ちやすいということでした。
 ただし、僕たちのプログラムでは1つの学校につき1時間のプレゼンをするため、継続的な活動は難しいです。何かしら良い方法はないものかと考えています。。。

火曜日はサンゴ礁の生態系保全についてのフィールドトリップに参加しました。まず午前中は海にいって簡単な調査を行い、午後は講義を受けました。実は僕の地元である静岡大学の先生方がこのフィールドトリップを企画されていて、こんなところで日本人にそれも同じ地元の人たちと会うと思わなかったためとても驚きました。

水曜日はDroopnath Ramphul State Collegeへ訪問しました。この学校では環境保全についての教育を様々なアプローチから行っておりかなり刺激を受けました!例えば理科の時間では川の生態系について学習するため、川に生息している魚を繁殖させて放流させたり、家庭科では調理実習後にでた生ごみをコンポストで処分したり、家庭科の授業では古着を利用して買い物袋を作成したり、などです。このほかにも本当にいろいろな取り組みをしていて、本当に刺激を受けました!人通り環境保全活動への取り組みを見学したあと、急遽生徒たちに環境問題についての授業を行いました。急に言われたため準備不足でしたが、生徒たちは楽しんでくれたようなので良かったです。
午後は環境保護についての教育活動を行っているNGOを訪問したのですが、そこでは環境教育のむずかしさについて習いました。そこでは多くの学校を訪問して環境問題についての教育を行っているのですが、いくら環境問題についてのレクチャーをしても多くの学校ではその後なんの効果もみられなかったそうです。先生方との協力がうまくいかないと成功しないそうです。


そして、今日木曜日はCurepipe Loreto Collegeを訪問して環境教育を行いました。今回は昨日よりはより生徒達に興味をもってもらえたと思います。一つのコツとしては積極的に生徒達に問いかけを行う(どう思う?これは何でだと思う?など)ことが挙げられます。プレゼンは1時間半ととても長かったのですが授業後に生徒たちに話しかけてもらえたりしたので良かったのではないかと思います。来週も引き続き学校を訪問してプレゼンを行うのでまた報告します!