こんばんは。
自分は現在、株式会社 常吉を退社し、日常の生活には追われるものの、村上晴彦として非常に開放的な気持があるのが事実です。
今まで会社の代表として自分がしていた行動は、自分にとって不合理と憤りがありました。
自分は結局釣り人であり、経営者ではなく創り手です。
売り上げのために自分が出来ることにも限界がありました。
そこで、釣り人としてルアー開発や宣伝を考えたいという思いから“代表（経営者）という立場を降りたい”という旨を当時の役員に伝え、代表取締役を辞任した形となりました。
そしてこの騒動に発展したのですが、今の時点で自分の思いを全てをお伝えするのはすごく難しく、どうしても慎重になってしまう部分があります。
今後、然るべきタイミングで全てお話できる場が来ると思います。
混乱、そして不信感を招いてしまい大変申し訳ありませんが、必ず報告をさせていただきますので、今はまだ、事の経緯をしばらく見守っていてください。
また、自分が作った数多くのルアーについてですが、今後世の中でどうなってしまうのか。
可能なら、全てのルアーを誰かにいじられるのではなく自分が持ちたいのが本音です。
そして釣り人として皆さんと、ルアーの話やこだわり等を何も気にせず話がしたいです。
ただ現状は、それが出来ません。
自分が作ったルアーなのに、今の時点では使うことさえ躊躇します。
株式会社 常吉が何かしらの“法的措置”という言葉を出している以上、自分が作ったルアーなのに遠慮してしまう。
非常にもどかしく悲しい話ですが、それが社会の仕組みの一部であり、今の自分が置かれている状況でもあります。
もちろん今の現状は、自分の未熟が招いた結果の部分もあるので、仕方がないかもしれません。
ただ、ルアーとそれに関わる業者さんやショップさん、そして今まで購入してくださったお客さん。
今回の件で迷惑ばかりかけてしまっています。
株式会社 常吉というメーカーと村上晴彦という人間を信じてくださっていたのに、このような結果となってしまい、本当に申し訳ございません。
今は、自分が出来る事を一つずつクリアしていっています。
どうなるかはまだ分かりませんが、今元気に動けているのは、現在も変わらず自分を応援してくださっている皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
自分の勝手な言い分となりましたが、良いお知らせが出来るように頑張りますので、皆さんどうぞこれからもよろしくお願いいたします。
それではみなさん、良いお年を。
村上晴彦