処女は将軍様に恋してる | ここは今日から俺の日記帳な

処女は将軍様に恋してる

先日夢で、高校で授業をうけている夢を見たんですよ。ミーの高校は田舎にありまして、学校のパンフレットには『周りに緑が多く学習環境としてはとても良いです!!』とか書いてあるんですが、ただ開発されてねえだけじゃんかよ。



で、その高校でミーが一年の時に古文を教わっていた矢島先生(仮名)という方が授業をしていたんですね。もちろん夢の中ですよ。ミーは明晰夢とか見たことないですし夢のなかで自由に行動できるような特殊能力なんてありませんから、夢であるのをいいことに隣の席の由美子ちゃんに抱きついちゃおとか思ってもできない、つか思うことすらできないわけです。



で、その矢島先生が言ったんですね。『今の日本の総理大臣は誰だっけ?』





ミー『安倍晴明です!!』














それは陰陽師だろ>ミー


つか当時は小泉だったから正解なのかどうかしらん。


Mr,未来人Xです。(前フリ長い)













これはミーが高校生のころの話です。その日ミーの通学路の途中に住んでる神野君(仮名)の家に泊まってたんですよ。ミーの通っていた高校は緑豊かな場所にありましたから当然神野君の家も緑豊かな場所にあるわけですが、若干駅寄りだったためスーパーや娯楽施設は案外近くなかなかのベストプレイスでした。


しかし当の神野君はエロ漫画は読むくせに空気は読めない嫌われ者でしたから、学校から近い場所に家を構えていたにも関らず家は全く友達の溜まり場にはなっていませんでした。というよりはそもそも彼には友達がいないみたいでしたが、ミーは未来人という非常識な存在上、異邦人とは気が合うようです。


この神野君がどのくらい空気が読めないかというと、一緒に彼とCDを買いにタワレコまで行ったことがあったのですが、お目当てのCDが無かったらしく店員に聞き、用は済んだのにいつまでも会話してて店員もウザーな空気になってたのに延々と会話を続け、二時間くらい待たされていい加減ミーもウザくなってたので『てめえ遅えんだよ!!』とか言ってやったらえ?何で怒ってんの?とか平気で言っちゃう他者への配慮の無さぶり。しかもその後一応気を使ってくれたつもりなのかおちょくってるのか、『じゃあカラオケ行こうよ。お前カラオケ好きだろ?どうせそれで機嫌直るんだろ?行こうぜ』とか言いやがりまして。



流石にこの時はいつもは温厚なミーでも烈火の如く怒ってしまいまして、思いっきり腹をブン殴ってやってからカラオケには行かず一人帰路についたのでした。思えば俺はこれ以来怒ったことないなあ。まあこのくらいの空気読めなさぶりなわけです。ぜってー俺が女だったらこんなヤツと付き合いたくない。



でね、その神野君の家に泊まってたわけですが、こんなクソ神野には似つかわしくないくらいご両親が良い人なんですよ。ただ泊まりにきただけなのに特上寿司を出前でとってくれましたからね。しかも神野ハウスに行って帰りが遅くなるたびに『Mr,未来人X君、泊まっていくかい?』とか言ってくれますからね。まさにタカがトンビを生んだとしか思えない。



そして寿司を食って風呂に入れてもらって、ちょっとゲームとかして、そろそろ寝るかーて感じで布団を敷いてもらいまして。こんな神野が相手ですが友達の家で泊まるというのはなんだか修学旅行みたいで良いものです。


となるとやはり布団に入りながら『お前好きなコいる?』とか『進路はどうする?』とか『将来の夢はあるか?』とかいっぱしに青春を謳歌している若者っぽい会話をするわけです。誰しもそういう経験はあるでしょう。そういう経験は何物にもかえ難い貴重なものですよね。その時の経験がまさにそれだったわけです。


しかし布団の魔力というのは凄まじいもの、とても眠くなってきますよ。神野が『俺、2組の檜山が好きなんだ……ちょっと気が強いとこに惹かれるんだよね』とかいう至極どうでもいい話をしたくらいで、ミーは寝入ってしまいました。ああ、他人の家の布団てのはちょっと落ち着かないけどいつもと違うってのはなんだか悪くないもんだな………。











と寝入っていると、朝方になっていました。時計を見るとまだ午前4時です、眠いですがせっかくいつもとは違う土地にいるのですから外に出たくなってきました。実際ここらへんは通学路でよく通る道ですが、こんな時間に来ることはまずありません。ミーはちょっとした気付きを大事にする未来人ですから、着の身着のまま神野ハウスを出ました。んん、まだ夏とはいえ朝はちょっと寒いな……



どうせなら駅のほうに行ってみようと駅へと足を向けました。寝ぼけているのもあって、なかなか早く駅に着けたと思います。さすがにこの時間ではまだ誰もいません。ああ、この時間の駅はこういう表情を見せるのか………。ミーは感慨にふけっていました。いつもは自転車で前を通り過ぎるベンチに腰を落ち着けます。



そこでロボトミー手術を受けた精神分裂病患者のようにボーっとしていると、妙な老婆が話しかけてくるではありませんか。その老婆は少し戸惑ったような様子を見せると、『ここらへんは寝にくくていかんのう』などと話しかけてきやがりまして。


どうやらこのババア、ホームレスのようでして、このベンチの周辺でダンボールを敷いて寝ているようです。どうりで横にダンボールとか変なものが置いてあったわけだ……。そこで適当に会話してやっていると、このババア調子に乗ってきたのか『あそこに市営の美術館ができたじゃろう……全くわしらには何の保護もせんで……役人共め、良い給料もらいおって……』などと市政への不満をブチまけてきました。何で俺にそんな話をすんだよこいつは。脳内にモンシロチョウでも飼ってるんじゃねえか?



ミーが『はあ……そうっすね』などと鼻糞ほじりながら聞いていると老婆、その態度が気に入らなかったのか『何言っとるんじゃ、わしら弱者には救いの手も差し伸べてくれないんじゃぞ!!他人事じゃないわい!!』と。















………って、ちょっと待て。



















俺仲間だと思われてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!orz







いやいや、ちょっと待てと。確かにミーのウチはあんまお金あるほうじゃないけど…………。とか思ってふと隣にあった電話ボックスのガラスに映った自分を発見。見事に寝癖で髪の毛がボサボサーの。神野家に泊まって起きたら髪の毛がボサボサになってたって。そのままならただのギャグだけどこのまま気付かないで外に出たのは失敗だった!!しかも服装も寝巻き用のボロTシャツだしよ!!!



まあこんなババア無視して神野家に戻ってもいいんですけど一応律儀にも境遇を説明して納得してもらった後、今はいいだろうけど冬に路上生活は寒かろうから身内がいるなら頭下げてでも厄介になったほうがいい、とかそんなに税金無駄遣いが気に入らないなら共産党にでも投票しろだの、言わんでもいいアドバイスをした後そろそろ駅にも人が増え始めてきたので神野ハウスに戻ることにしました。



しかし、今まで生きてきてホームレスに間違われる経験をするなんて……普通じゃありえないんですが、やっぱり未来人だから変なやつと気が合うんですかね?もうこんな経験はしたくない。とか思ってたらこの前樹海に遊びに行った時帰りが遅くなりすぎて終電乗り遅れ、駅で寝るハメになって警官に職質されたという大失態を演じたんですが、結構重装備してたからもしかしたらここでもホームレスに間違われたんだろうなあ。とりあえず『何してんの?』って聞かれて『樹海からの帰りです』って応えておきましたが。うん

ミー正直。



まあみなさんも飲み会とかで終電に乗り遅れた人はご注意を。














あそうそう、今回テーマを設定してまして、『素晴らしいブログを紹介する』ってやつなんですが

自分のブログが一番素晴らしいので通常の記事です本当にありがとうございました。












そういやマスターカラテカプレイ日記放置のままだな。



















・今日のダイエット


走れ(メロス)