やっぱりホッとする
運命だと思ってた。
そう願っていた。
自分のワガママで手放した幸せ。
涙しか出ない。
懐かしの写真を見つけた。
おそらく、いや、確実に幸せだった時だ。
今でも鮮明に思い出せるのは幸せなこと。
悲しいことは忘れてしまってる。
そんなもんだろう。
愛されていたし、愛していた。
何もかもが初めてだった。
だから忘れられないのだろう。
美化している事もあるはずだけど。
そうだとしても、その当時、彼が私を想い、精一杯支えてくれたのは事実で、全てを受け入れて許して愛してくれたのが本当の真実。
そんな彼の愛を当たり前だと思い、それにあぐらをかいでたのが私。
今になって苦しむのは自業自得だ。
宇宙の法則だ。
カルマだ。
だから、しかたのない事だと理解はしている。
でも…
もう一度あの温かさが私を包み込んでくれることばかりを願ってしまう。
いけない自分。