佳人薄命 | もしも君が迷ったなら

もしも君が迷ったなら

思いついた言葉を詩に。思いついたストーリーを小説に。

君はただ虚ろな目で外を見て


時が来るのを静かに待ち続けている


愚かな僕は君を元気づける言葉一つも見つけられなくて


ただその白くて細い君の手をぎゅっと握りしめた

Title from 【追憶の苑】  (by 様々な100のお題)

※佳人薄命(かじんはくめい)……美しい女性は、薄幸であったり、短命であったりすること