本日、名古屋にある名古屋ボストン美術館に行ってまいりました。

  あまり役立っていないと言いますか、使う機会が訪れない学芸員の有資格……ww

  学芸員の資格の勉強で主に西洋文化(近代フランス文化)と民俗学を学んでいました(全く

  違う方向性のモノを学んでいますねww)ので、やはりここら辺のモードは気になっていまして、

  足を運びましょうと事前に予定を立てておりました♪

 

 

        

 

  せっかく展覧会を鑑賞するのですから、講演会「パリジェンヌに学ぶ西洋と日本の女性の

  ファッション」に事前申し込み(抽選にて当選)もしていました!

 

  そして、この展覧会にちなんでのタイアップ・ケーキセットがいただけますので、こちらもお目

  当てですww

 

  事前に前売り券を購入していれば入館料1,100円ですが、何と入館料込のケーキセットと

  いましょうか、<入館券+タイアップケーキ(ケーキのみ450円)+ドリンク(tea or coffee)>

  で1,700円なんです!!

  

 

        

 

  美術館のあるビルの1Fの“ボストンカフェ”さんにて、この「ノワール・ルージュ」というケー

  キをいただきました♪

 

  モチーフはピエール・カルダンのミニ丈のドレス、黒のウールダブルニットにビニールの真

  っ赤なアップリケのついたドレスです。(当展覧会で展示されている作品です)

 

  チョコレートとフランボワーズのケーキ、ちょっと大人な感じのケーキです✿

  コーヒーもたっぷりとマグカップサイズです!

  入館料は当日券ですと1,300円、割引券を持っていましても1,200円ですので、すごくお得

  だと思います☆

 

 

        

 

  エドゥアール・マネの『街の歌い手』という作品のモデルはヴィクトリーヌ・ムーラン、マネの

  絵のモデルとして有名な方なのですが、アルコール中毒と貧困な日々を過ごしていた女性

  と言われていた彼女ですが、実は女流画家として活躍されていました。(最近の研究にて明

  らかになったそうです)

 

  残念なことに、この名古屋ボストン美術館は2019年3月末に閉館されます。

  1999年に開館し、20年間にてその歴史を閉じることになってしまいました。

  ということで、ボストンに行かなくても日本でボストン美術館所蔵の美術品が鑑賞できる期

  間はカウントダウンに入っています。

 

  次の展覧会予定は、「鈴木春信」展です。

  ボストン美術館は、浮世絵の正倉院と称されるほどのコレクションを所蔵されています。

  日本の浮世絵、錦絵の創始期の第一人者と知られている人物が鈴木春信です。

  これまた残念なことに、彼の作品はほとんど海外に所蔵されています。

  春信の作品は日本の作品なのに、日本人が日本国内で作品を鑑賞する機会が非常に限

  られています。

 

  さらに春信の頃の錦絵は、画材・絵の具が植物から作られたものが中心なので、光によっ

  て退色してしまうということで、保存の完璧を期するため展示禁止をされているとも聞きま

  す。

  情報は手に入っていますので、あとは自分次第です。

  機会を作るのは自分、今のお仕事は仕事の邪魔が入りませんので予定が立てやすいで

  すし、週休2日ですし、ブラックではないので。