4人の子供のアラフォーママです。

こっそり続けているブログを見つけてくださってありがとうございます。


いつもは子供たちとの思い出や出来事のブログですが、本日は私の父のことを書こうと思います。


身近な方を亡くした方、

尾田栄一郎先生・ONE PIECEのファンの方、

ご気分を悪くされてしまうかもしれません。

どうか、読まずにお戻りください。


私の父


父は第2子の長女ちゃんが生まれてすぐに、病気で亡くなりました。

生きていたら、今はかろうじて60代前半なので、私の父としては若いし、若かったので病気の進行も早かったのかなと思っています。

でも、最初に体調に異変を感じた時に、母の話を聞いて素直に病院に行っていれば、今も生きていたかもなとも思います。

病院嫌いの頑固者だから…


『人生100年時代』の今としては、若くして亡くなったのかなと思ってはいるのだけど…

詳細は知らないのですが、

父が生まれたときに、お医者様から

「この子は20歳まで生きられない…」

と、説明があったと笑いながら祖母が話していました。


なんでも、病弱な子供の父に水泳をさせたら、元気な悪ガキになったそう。

(医学的な根拠は全くありません)

水泳は向いていたらしく、全国大会に出場するレベルになったそう(ビリだったらしい、娘の私が言うのもどうかと思うけど、すごいなー)。。


そんな訳で、水泳のおかげか、医学の進歩かは不明ですが、お医者様の説明の2.5倍くらい父は生きたことになります。


ところで、ONE PIECEのチョッパー編で登場する『Dr.ヒルルク』の名言、たくさんあると思うのですが、その中でも次のセリフが印象的です。

「人はいつ死ぬと思う?

心臓をピストルで撃ち抜かれた時? 違う

不治の病に侵された時? 違う

猛毒キノコのスープを飲んだ時? 違う

人に忘れられた時さ」

ちなみに、私はONE PIECEならドレスローザ編の『コラソン』推しです。


それはさておき、

私の父のことを振り返ります。


 

父の食欲

水泳をしていたことと、運送業をしていて身体を動かしていたせいか、父は痩せていました。

私には男兄弟がいなかったこともあり、『成人男性の食事の量』は父が基準でした。

その基準は結婚したときに、変更しました。


そんな父の食事の一部をご紹介。

星ラーメン

ラーメン屋さんに連れてってもらうと、父の分は以下が普通でした。

・ラーメン      2人前

・チャーハン  1人前


星日曜日の午前中

・ご飯3合分のおにぎり

待機

・ご飯3杯と大量のおかず

待機

・ポップコーン

待機

・チャーハン

〆のひとこと…

食ったんだか食ってないんだかわかんねぇな。とりあえず寝るか。」

「食ってしかねぇよ、ずっとご飯作り続けたわ」

と、本人に届かない反論をする母。

ちなみに、待機中にお腹減ったと父は主張していました。


星晩年の『富士そば』さん

・ざるそば12人前

店員さんもびっくりしていたらしい。


星お正月のお餅

・お雑煮に3個、磯辺餅で2個

もちろん、お節もたくさん食べています。


星御節(大食いネタではありません)

父の好きなメニューのひとつでした。

たぶん、ひとりでテンション上がっていたかと思います。

「御節にはそれぞれ意味があるから、嫌いでも全ての食べ物をひとくちは食べるように」

と、言われていて頑張っている私たちに、

「数の子は食うな。数の子は旨いから全部わしのだ。」

「伊達巻きの端は食べるな。端が一番美味しいから、全部わしのだ!」

と、常に大騒ぎしていました。

この、しょーもない『数の子と伊達巻き独占宣言』もお正月のてっぱんネタとして我が家では披露されています。

数の子も伊達巻きも好きな長男くん。

そして、父にとってかわいくて仕方ない男の子の初孫である長男くん。

長男くんと一緒に御節を食べることになったら、父はどうするんだろうと、答のわからない話をします。


※主婦業をするようになって気づいたのですが、父は主人と私と子供ひとり分くらいは余裕で食べていました。

今となっては、痩せの大食いの父はネタになり、たくさん食べたタイミングで、

「食ったんだか、食ってないんだかわかんねぇ」

と長男くんや主人がものまねをして笑っています。

当たり前ですが、父の真似をする私のものまねをしてくれています。


母によると、私と妹が家を出た後と出る前とで、実家のエンゲル係数は変わらなかったそうです。


父の食事量は亡くなって10年経った今も色褪せずに、鮮明に我が家でのネタになっています。

『ヤブ医者』と言われていた『Dr.ヒルルク』によると、まだまだ忘れられることはないので、今は『死ぬ時』ではないかもしれないな…


申し訳ないのですが、続きます。

気が向いたら、続きもご覧ください。


ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます星