大河ドラマ「どうする家康」も
終わってしまいましたねー。

こちらも毎週楽しみにしていました。




1年前、「鎌倉殿の十三人」が強烈なインパクトを残して終わったあとに始まった「どうする家康」。


オープニングテーマ曲のバックの絵が、なんだか可愛らしい感じだったので、「鎌倉殿の十三人」の重厚感のあるオープニングと比較して、少し物足りないような感じを受けていましたが…



話が進むごとに、家康のターニングポイントごとに、絵柄が変わり、重く、暗い印象のものへと変わっていきました。



第44回「徳川幕府誕生」では、いつものオーケストラではなく、ピアノソロ。



オープニングの演出も、家康のストーリー上での成長や境遇を表しているようで、1年通して見て、良くできたものだったなーと感心しましたキラキラ






脚本は、「コンフィデンスマンJP」などでお馴染みの、古沢良太さん。


大久保忠世役の小手伸也さんが、数ヶ月前に仰ってましたが、「何が本当で何が嘘か…」が裏テーマだと仰ってました。


今作品の中での、家康は、一般的に言われている“たぬき”ではなく、弱く、心根の優しい“うさぎ”で、戦国の世を経て、いろんなものを失う中で、誰よりも平和をのぞみ、強くなっていった…という描かれ方でした。



目に見えるもの(私たちが史実として知っているもの)だけが全てではない…、もしかしたらこうだったのでは?…という描き方(終わりかた)が、まさにコンフィデンスマン…的な世界観だったなー乙女のトキメキ







 



脇を固める役者さんたちの芝居の素晴らしさに、何度も心動かされましたが、いちばん衝撃を受けたのは、北川景子さんびっくりマーク





過去には、大河ドラマ「西郷どん」で、天璋院篤姫を演じたこともある、北川景子さん赤薔薇





今回の「どうする家康」では、信長の妹の“お市”と、そのお市の方の娘である“茶々”の二役を演じていました。





お市の方は、清々しいほどまっすぐな目をした女性で、戦いに敗れ自害した時には、とても寂しく思いました。





その後、大人になった“茶々”として登場。


真っ赤な紅を引き、派手な着物で、挑発的な目と、何か腹黒いものを感じる話し方。





北川景子さんの再登場に喜びましたが、全くの別人っぷりに驚きましたびっくり






「どうする家康」ファンミーティングでのお話によれば、他のキャストさんには、二役することは公にされていなかったそう。



二役のオファーを最初に受けて、一度は無理だと断ったけれど、同じ人が二役することに意味があると説得されて、引き受けることになったそうです。




そして他のキャストさんにも、二役であることを秘密にしなければならない期間、一人では抱えきれなくなって、夫、豊臣秀吉役のムロツヨシさんにだけ、“茶々役です”と自ら暴露しちゃったそう。←ムロさんもビックリ!





そんなに重責に感じていたとは思えないほど、威圧感たっぷりの不気味な茶々でありましたキラキラ←褒めてる


 


最期は、やはり、市の娘だなぁと思わせられるような、愛情と潔さを感じました。











家康と茶々の間を取り持つ、茶々の妹、“初”役には、鈴木杏さんが登場されました。


「大奥」の“平賀源内”も素晴らしかったけど、「どうする家康」での“初”も素晴らしかったなぁ。

言葉は多くなかったですが、存在感があり、目で語るお芝居だったように思います。






キャストさんたちの名演を語り出したらキリがないですが…




1年間、本当に楽しませて頂きました!






そうそう!!

最後に、語り手であった、寺島しのぶさんが、春日局として、最終回に登場!

まだ子供の竹千代(家光)に家康の素晴らしさなどを語ってきかせていました。







「どうする家康」で江戸時代の始まりが描かれ、家光で終わり、


「大奥」では、大奥というシステムを作った家光の時代から始まって江戸時代の終わりまでが描かれている。




1月クールの「大奥」を見ていた時には、2つの作品がこんなにつながりがあるような仕上がりになっているとは、まったく予想出来なかったなぁ爆笑


NHKさんに、してやられたなー笑い泣き


あっぱれですびっくりマーク












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古川雄大くんは、「LUPIN」御園座千穐楽おめでとうございます乙女のトキメキ







さぁ、博多座までは、あと1ヶ月!!


皆様のご無事をお祈りしています🙏