現在公開中の映画
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
公開されてすぐに、拝見しました映画






息子の好きな作家、汐見夏衛さん原作の作品。




現代の女子高生が、1945年にタイムスリップして、助けてくれた特攻兵に恋をして…という物語。


原作も大変人気で、実写化にいたったそうです。




主演、女子高生の百合役に福原遥ちゃん


特攻兵の彰役に水上恒司くん





息子と一緒に拝見しました。

(娘も誘ったけど、戦争ものは怖いから見れないとお断りされちゃった)






第二次大戦時を描いた作品は、これまでにたくさん見てきました。(祖父母の生きた時代を知りたいという思いから)




今作品は、タイムスリップした現代の女子高生目線で描かれているので、これまで見てきた作品とは描き方が違う印象を受けました。




主人公の百合は、その時代の当たり前なことを知らない、理解できない…という感じかな。





息子のような若い世代には、きっと同じような目線で見ることができるのかなぁと思いました。







水上恒司くん演じる彰の、謙虚で、誠実で、正義感と思いやりに溢れる人物像が素晴らしい。




恋愛にクローズアップされてるのかと思ったら、ぜんぜんそんなことなかったなぁ。







最後まで見終わって流れる主題歌、

福山雅治さんの「相望」



歌詞も縦書きで映し出されるのですが、

その言葉のひとつひとつが、語られなかった特攻兵、彰の想いの全て…と受け取りました。




言葉少なの彰の気持ちは、ストーリーを通して、はっきりと語られるものではないだけに、ラストの福山さんの曲で、気持ちを全てもっていかれました泣くうさぎ




隣を見ると、息子も泣いていました。

「こんなに余韻のすごい映画、初めて観た…」とのこと。





確かに、私も数日引きずりました泣くうさぎ




映画を見たあとで、公開記念のイベント動画を漁っていたのですが、その中で、福山さん曰く「映画の中で語られないことを補足する、説明する」ことを意識して曲を作るんだとか。(ニュアンス)





映画と主題歌の相乗効果すごすぎる!


しかも、曲だけ聴いても、普遍的な大切なことが歌われていると思うので、映画から離れてもとても身に染みる曲だと思います。



福山雅治さん、すごいの知ってたけど…

やっぱ凄いよ!




★福山雅治さん「相望」MV




こちらのMV、映画のシーンも含まれています。


前奏部分に、どことなくカノンや、G線上のアリアなどの影を感じて、天からのメロディーみたいな印象を受けるなぁふんわりウイング




リピートしすぎて、胸が苦しい…でも、聴きたい!

変なループに入ってしまったな(^^;;







世界で戦争が起きている今、この映画を通して、若い世代も、自分のこととして考えることができる映画ではないかなと思います。

もちろん、オトナ世代にも…。



普通の毎日を、当たり前のように過ごすことができるありがたさを教えてくれる作品だったなぁ。





★予告★