「大奥」season2 第20回
とにかく大号泣でしたー😭
国のためにと病身で上洛する家茂、
そんな家茂を心配し、必死に止める和宮。
家茂の逝去の知らせを受けたあと、
和宮の口から語られる想いと、涙
和宮を演じた岸井ゆきのさん、以前から好きな女優さんのひとりでした。キャラクターの繊細な感情がダイレクトに伝わってくるお芝居をされる方という印象を持っていました。
今作で、和宮としての岸井さんを初めて拝見した時、いつもと違って、淡々としたお芝居で、時代劇で男装してるから、いつもと勝手が違うのかなかなぁと勝手に思っていたんですが、、、
家茂の訃報を聞いてから、どんどん目の表情が変わって、感情がどんどん表に出てきて…
それを見て、あぁ、和宮は、辛い過去を経て、自分を殺して…、感情を出すことなく過ごしてきたのか!家茂と出会って、いろんな感情を知り、その死を受けて、感情を表に出すことができたのか…と思いました。
なんて辛く、切ないお話なんだ…
徳川慶喜を演じる大東駿介さんも、嫌味なお芝居があっぱれです!
頭のてっぺんから足の先まで、冷たい、嫌なあの雰囲気はどこから出るのか…←褒めてる。
朝ドラ「らんまん」の時とは別人!
それにしても、慶喜をこれほど嫌味に描くのも、あまり見たことがないような…。
最近の大河ドラマを振り返ると、
「青天を衝け」では、草彅剛さん
「西郷どん」では、松田翔太さん
が、それぞれ演じてらっしゃいました。
草彅さんの慶喜は、人格者だったように思います。主人公の渋沢栄一(吉沢亮さん)から尊敬され、とても慕われていました。
松田さんの慶喜は、複雑な時代背景の中にあって、若い頃は、周囲の期待から逃れ、自信なさげな人物として描かれていたかなぁ。(自信がないのを誤魔化すように、城下町にお忍びで遊びに行っちゃう色男だったな)
ここまで慶喜の描かれ方が異なると、基本にもどって、大河ドラマ「徳川慶喜」を見返してみたくなります。本木雅弘さんの演じる慶喜は、どんな感じだったかなぁ?見ていた時はまだ子供だったから、うろ覚えだなぁ。とても品のある人物だった記憶。。。
大奥における慶喜像、最終回でガラッと変わるのかしら…?(原作は未履修です)
さて…、
現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」では、
現在、家康 VS 淀君・秀頼の局面です。
家康が、いよいよ名実ともに、天下を取ろうかというところ。
その一方で、「大奥」では、(パラレルワールドな設定ですが)、江戸幕府が終わろうかというところ。
江戸幕府の始まりと終わりを、同時期に見ることで、双方に想いを馳せて、それぞれに切なさ、儚さを感じ、感情が揺さぶられまくりです。
前にも一度いいましたが、NHKさん、放送のタイミングうますぎる
両作品にご出演されたのは、村雨辰剛さん!
「大奥」で青沼が天に召されたあと、「どうする家康」でウィリアム・アダムス(三浦按針)として登場された時には、青沼生き返った!(←チガウ)と喜びましたw
「大奥」では悲しい最期でしたが、「どうする家康」では、家康に認められ、重用されていたので、物語違うんですけど、見ている側として、なんだか心が救われたような気がしました。
「大奥」最終回では、いよいよ西郷隆盛の登場ですね。
将軍家目線のお話なので、敵役のような感じで厳しく描かれているのかなぁ
どんな描かれ方なのか、ドキドキします!
西郷さんは、民のことをいちばんに考えるとっても良いひとですからねー!←先にここで言っときます(^◇^;)
劇中とは打って変わって、
皆さんの穏やかな笑顔に救われます
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
江戸幕府の始まりと終わりの物語に、おセンチになっていると、とってもステキな動画を「大奥」公式さんが上げてくださった〜
ご実家で昔、猫も犬も飼ってたことあるってお話でしたから、扱いには慣れてらっしゃる
古川くんのメロメロ具合が可愛すぎて、「そんなあなたが可愛すぎ!」と思わず声に出ました