心と体の心地よさをあなたへ
こんにちは。
メンタルパワーパートナー高江禎恵です。
久しぶりの更新です。
先日のこと。
教室の生徒さんと一緒に、食事に出かけることになりました。
みんなで待ち合わせをし
みんなで、あと一人の方をお迎えに行きました。
迎えに行った先で
その方は、事故にあわれました。
道路を渡ってきた彼女は
いつものようにニコニコで
子供のように無邪気に走ってきた…ように見えました。
年に何度も食事に行くメンバー。
行った先に「楽しい」があることも
そこに行くまで「楽しい」でいられることも
みんなが知っていました。
私が大切にしてきた価値
ずっと伝えていきたい価値
「楽しい」
その「楽しい」がいくつも重なって起きた事故…だったように思います。
事故のあった次の日。
依頼を受けていた体操のお仕事に行きました。
いつものように
「楽しい」や
からだの感覚を感じていただけるように体操をしました。
参加して下さった方から
「楽しかった。」という声や
「からだがこわばっていることに気がついた」という声をいただき
「楽しい」を伝えてきたことは間違いじゃなかったんだと
そう思うことができました。
それでも
不安で、こわさを持っていて
どこか不安定で
なんだかイライラしていて
昨日、心と体の状態をケアするために
セッションをしていただきました。
……で、今、こうしてブログを書いているわけです。
ケアしていただいたあとも
自分の記憶を辿る作業が続いています。
事故直後
理性を働かせて、「私、やらなきゃ」で動き
お通夜に行っても
お葬式に行っても
涙ひとつ出なかった。
「悲しい」の感情が、私の中に見あたらなかった。
「なんでこんな状態なんだろう？？」
何年も
何十年も前のことも思い返してみました。
小学生の時
中・高学年にもなると
自分の性格の自覚もあり
自分の感情をコントロールすることもできるようになっていて
悲しい気持ちがあるときも
顔はヘラヘラ、平気なフリをしていた気がします。
何かのイベントに行った時も
まわりは親子連れ、私はひとりで
さみしいんだけど、親はイベントに参加させてくれてるし
さみしいなって感じながらも、それを言うことはなかったように…思います。
あくまで私の記憶の中なので
事実は違うのかもしれないですけど。
もっともっと小さい頃のことを考えてみると
両親共働きで
母は早々に授乳を止め職場復帰してたらしいし
記憶は残っていないけれど
このあたりから、私の「さみしい」がはじまっていたのかもしれません。
「楽しい」とか「うれしい」とか「気持ちいい」と感じた時は
目も、口も、頬も、眉も、体も、反応して動くのに
「怒り」の反応が表れた時も
感情も、言葉も、行動も、外に出すことができるのに
「悲しい」「さみしい」のときだけ
どこも、何も反応していなかった。
心は、ちゃんと感じていたのに。
いつのまにか
外に出さずに自分の中に閉じ込めるという
『癖』を身につけていたのかもしれなくて
その『癖』に気付くことなく何十年も過ごしてきて
その『癖』をそのままにしておいたから
今回の出来事で、それに気づく時間をいただいたのかもしれません。
「うれしい」も「たのしい」も大事にしながら
自分の中にある
「さみしい」や「かなしい」にも、ちゃんと気付いてあげること。
「よしよし。」「いいこいいこ。」ってしてあげること。
しっかりと、受け取りました。
おおきなギフト、ありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。
そして
次に始まる人生の素敵な旅も応援しています。
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