最終回






浜辺で二人..







内ポケットから手帳を取り出すグッテ

イ・ヒョンジュと書いてある

ブレスレットが落ちたことには 気づかない

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グッテ:受け取って  持ち主に返すのが一番だと思うんだ

お前のオモニの手帳だよ

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ソンア:オンマ?

グッテ:この手帳こそが 料理を始めた、「理由」なんだ

グッテを見つめる ソンアの目から 涙がこぼれる

...

日が落ちた海辺 


一人で手帳をめくるソンアは グッテの言葉を思い出す


グッテ:事故以来、僕を慰めてくれたのは、この手帳なんだ

    懐かしくて、読んではまた読み返して 何度も読んで

    そして、真似するようになったんだ

    やっと拠り所を探せたんだ..


立ち上がったソンアは、足元に落ちているブレスレットを見つける


ブレスレットを握り締め たたずむソンア



-ソンアの家-

レシピ手帳を見ながら 料理をするソンア

「白菜は、半分に切って 食べやすい大きさにカットする」

「魚は、頭としっぽを落として..」




出来栄えにご満悦の様子

「どう?」

実食するソンジュ

ソンジュ:わ~ ヌナは人間じゃないな

ソンア:そんなに美味しい?

ソンジュ:なんでこんなに味付けが下手なんだ?

     人には食べさせるなよ

     きっと「あの人」は 毒殺されると思うかもよ

ソンア:し~! 食べるな食べるな~

ソンジュ:何が問題なんだろうな?

ソンア:オンマの手帳には、砂糖少々 塩少々..少々がわかんないのよね

ソンジュ:じゃ 初心者の本を買ってから、始めろよ

     そこには細かく書いてるだろ?


-本屋-

ソンア:初心者にもわかりやすい料理本ありますか?

店員がオススメしたのは なんと



「fladaの食卓」

店員:いま一番人気の新刊です

   本日お買い求めになると、景品抽選に申し込めるんですが いかがなさいますか?


-公園のベンチで 本を読むソンア- 


インタビュー記事を目にする


-fladaで インタビューを受けるグッテ-




記者:料理を始めたきっかけは?

グッテ:恩師がいるんです

記者:もしや イ・ヒョンジュ氏?

グッテ:ええ その通りです

さわやかな笑顔で 声がまた渋い

記者:その方は、今のグッテ氏をご覧になって、なんと?

グッテ:空から、僕を見守っていてくれるはずです

    その方が残してくれた手帳が、僕をシェフにしてくれたんです

記者:そうなんですか

   聞くところによると、彼女と別れたんだとか..




笑うグッテ

記者:違うんですね?

グッテ:もう一度 逢うべき「人」がいるんです

    距離は置いたけど、僕らはまだ別れたわけじゃないから

    その人に約束したんです

    必ず待ってると




ソンアが持つ本には 「イ・ヒョンジュ ヨ・グッテ 著作」の文字が



-タンタン チキン店-




いっぱい食べろと、ソンジュにすすめるグッテ

ヌナが一番好きな チキンだと言うソンジュ

奢られる人が気まづいから、食べてくれと言いながらソンジュは

「ヌナは だいぶ良くなりましたよ」と

グッテ:それなら安心だ

ソンジュ:俺が会ったって知ったら、大変だろうな

     それにしても いつまで連絡しないつもりです?


グッテ:もうじき会えるはずです

笑顔で話すグッテ



-会社-

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ランチタイム

ソンア:さぁ 食べましょう~

先輩:なに それ?

ソンアのお弁当を見て、苦笑いの同僚たち

「勘弁してよ」と先輩

「見た目より美味しいわよ」!と、ソンア

そんなソンアに 出版社から電話が

「景品イベントの場所をお伝えしますね」

「え?」驚くソンア


「fladaの著者と読者の集いですが、メールみませんでした?」


ソンア「・・・」



-flada-

セッティングするグッテ

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「パク ソンア」のネームプレートを 愛おしそうに見るグッテ




-その頃 仕事中のソンア- 


海辺で言った グッテの言葉を思い出す







   「よく聞くんだ パク ソンア

    俺の時間は..今日ここで止めるよ

    お前を待ってる

    だから.. あんまり遠くまでは行くなよ..」



ブレスレットを握り締めるソンア


fladaでは、イベントの後片付けが始まっていた

ソンアの席

どうしようと戸惑うスリに「そのままで」と、グッテは言い残して外に出る




ハンさんが出てきて

「期待してたようだな..」と


ハン:ソンア氏には 時間が必要なのかもな

   お前ができることは、待つことだけだよ

   後は運命に任せて..




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グッテ:時が経てば すべて消えてしまいそうで

ハン:何が?    


グッテ:・・ソンアと俺が愛しあった時間が..

    僕らが過ごした時間を、僕らが記憶できなかったら 消えてしまうから

    僕らが消えてしまいそうで..それが悲しい


ハン:グッテ

グッテ:あの人に..とても 逢いたいんだ





夜道を歩くソンア..

いつまでも待ち続けるグッテ..





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足音..見上げるグッテの前にソンアが

グッテ:いらっしゃい.. 座って 君の席だよ

ネームプレートを置きながら 「来てくれてありがとう」と、

ソンア:待ちくたびれた?





グッテ:来てくれたから、それで良いさ

    それじゃ 始めようか

    食べて美味しかったら..前のように笑ってくれる?


並べられたお弁当 

蓋を開けると..




一口食べて 目を閉じるソンア

オンマが作ってくれたお弁当..

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幸せだった子供の頃を思い出す



グッテ:満足か?

ソンア:美味しいわ

    実力は相変わらずね

グッテ:この頃どうしてる? 大丈夫か? シアワセか?

ソンア 心の声:いま誰かが 「シアワセか?」と、尋ねたなら

    「はい シアワセです」と、答えられるだろうか?

    人生をかけて言わなくてはならないくらい 重みのある一言を

    私はどれくらいの速さで 声色で

    彼に話せば良いのだろうか..


ソンア:どんなふうに 見える?


グッテ:シアワセだったら良いな

    ・・シアワセにするよ

    「過去」のせいで「現在」が揺らぐなら 

    それを「過去」と言えるかと 聞いたよな?

    お前がこうして俺の前に現れたというのに

    俺はまだ..「過去」の男なのか?

ソンア:こんな私でも..いいの?

微笑むグッテ 

そして指輪を..




「本当のことを言うよ」と

グッテ:俺は今 目の前にいる お前が好きだ

    お前も俺を好きならば、俺の手を掴んでくれないか?





ソンアは グッテに ブレスレットを渡す





手を取り合う二人..

OSTが..最高に盛り上げるわ~

こうして夜は更けて行く



-晴れた日 ドライブする二人-






ソンア ナレーション: 誰かが言った お弁当は悩みとトキメキに溢れる人生だと

   蓋を開けたら分かるって

   私のお弁当からは、運命の男が飛び出してきたし





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ハンさんと、先輩と スリとエリ

ハンさんに猛アタックしてる先輩^^

口移しのお弁当 

受け取ってやれよ~と、スリ 幸せそう



ソンジュのお弁当には、思わぬ幸運が (お金が入った封筒付き)

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「TO 妻弟へ」と、書いてたから グッテから?

大喜びのソンジュ



会社の同僚たちはチーム長狙い お弁当は、アイテムになる

当のチーム長は、タンタンチキン食べていて



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「お弁当の意味を探せない男もいた」と、ナレーション



料理中のダファ

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ナレーション:まだ、探してる女性もいた..






fladaでは、仲良く読書する二人

グッテの本は「駅弁」

ソンアの本は 「お酒一杯 人生一口」(?)

グググ~

ソンアのお腹がなる

グッテ:お腹すいた?

ソンア:いいえ

グッテ:俺はすいたな

ソンア:じゃ一緒に..

立ち上がる二人




グッテ:では ご注文を.. 何になさいますか?

ソンア:う~ん..「あなたを注文します」





微笑む二人は、抱き合って..


-「あなたを注文します」を愛してくださった 視聴者の皆様 ありがとうございます -



  おしまい








この1ヶ月間

本当にシアワセでした。

グッテに笑い、グッテに泣き

グッテの笑顔に胸躍らせて、グッテのため息に胸を痛めた

セクシーグッテのベッドーシーンにドキマキしたり

パンチ2発にメラメラしたり

ちょっとテレちゃうシーンや、怒りがこみ上げたシーンも

終わってみれば、すべてが愛おしく..

ユノの成長をまざまざと見せてくれた.. 心に残るドラマとなりました。

演じるユノは、「演じられる人」と、常に一体化するような気がします

その人になりきるというか..

表現力が乏しいのだけれど

ユノは、「北島マヤ」のような人だって、思ったりするんですよね

あ..思考回路が..

ユノ先生に登場願う時、また感想など書いてみたいと思います。


1000万ビュー達成

ユノの願いが叶った日 

俳優の皆さん、制作に携わった全ての方々に

お疲れ様と、ありがとうの気持ちを伝えたい..

そして 心を一つにして支えたファンの大きな愛に、心底感動したことも記しておきたいと思います。

ユノ 

大きなプレゼントをありがとう
楽しかったです。 

幸せそうに微笑むグッテの姿が..子供のようにむせび泣くグッテの姿が..

忘れられません。

何度も何度も見ることでしょう..

そこにユノがいるから。



잘 자요.  








画像 Fighting☆u-knowⅢ wyou様のブログよりお借りしました (ありがとうございます)