-グッテの部屋-

グッテ:何してるの? パク ソンア..

ソンア:オンマがどうして..なんでここに?




グッテ:オンマって?

写真を拾う グッテ

ソンア:あなたのせいで、オンマが死んだの?

驚くグッテ

ソンア:あなたを助けようとして、死んだの?

グッテ:あ..お..俺は

ソンア:どういうことよ? 話してよ! 真実を知りたいの





-回想-


大雨が降りしきる夜 グッテ少年を探す ソンアオンマは

通りの向こうに グッテを見つける




 



信号を渡ろうとするグッテ少年 

青信号は点滅している

車が、迫ってくる 

咄嗟に走り寄ってグッテを助ける ソンアオンマの体は、宙に舞う




 



動かないソンアオンマ..通行人が救急車を呼べと騒ぐ

怖くなったグッテ少年は、その場から走り去ってしまった。

雨に打たれてる 薬の袋..







グッテ:怖かったんだ..

ソンア:だからといって、逃げたの?

    あなたを助けようとしたオンマを 置き去りにして?

グッテ:ミ..アナダ ソンア




ソンア:うちのオンマは..あなたのせいで死んだオンマは..どうなるの?

    あなたじゃなかったら、 あなたさえいなかったら..

    あなたが 死ぬべきだったのよ

    オンマの代わりに、あなたが死ぬべきだったのよ! (セリフ 「!」じゃなくて「...」ならね)


グッテ:パク ソンア..




帰ろうとするソンアの腕を掴む グッテ


そんなグッテの頬を 平手打ちするソンア

  


はじけて、バラバラに飛び散るブレスレット




ソンア:私に触れないで

    あなたを引き裂いてやりたいくらいよ

言葉を失うグッテ

指輪を床に投げつけ、逃げるように店を飛び出す ソンア

崩れ落ちるグッテの手は 震えてる 


  


放心状態のグッテ




ベンチに座り込むソンアのもとに 先輩から電話がくる

先輩:ねぇ プレゼン成功を祝って祝賀会開いてるのよ

   恋愛も大事だけど、顔出しなさいよ

ソンア:オンニ..

先輩:あんた 泣いてるの?

ソンア:悪いんだけど..お願い..迎えに来て

先輩に支えられて、帰宅するソンア



一人で大丈夫? 休みなさい..会社には病欠と話しておくわ



-グッテの部屋-


  


ワインを飲みながら、指輪を悲しげに見つめるグッテ


翌朝

ハンさんが来て 荒れた部屋、グッテの様子に驚く

ハン:どうしたんだ? いったい何が?




グッテ:ソンアのおかげでシアワセだったのに..

ワインの瓶が割れる

  


グッテ:俺のせいだ..

    いっそ..死ぬべきだったんだ





嗚咽するグッテに 黙って寄り添うハンさん


-多花の店-

  



スリ:グッテヒョン 廃人のようになっちゃったんだ

   店も閉めたままだし..

ダファ:どうして?

スリ:それが..

   ソンアヌナと別れたみたいなんだ

   理由が分からないことには、手立てがなくて

   ハンさんも教えてくれないし..もどかしいよ

ダファ:何かあったの?

スリ:グッテヒョンが大事にしていた 箱があったでしょ?

   その中に、女性の写真が入ってたようなんだけど..いったい誰なんだか

   こんな事になっちゃうなんて


スリの彼女:グッテオッパ 笑わせるわね

     前夫人に 現役彼女..そして他の女性がまだいるの?

スリ:ヌナ 何か知ってる? やりきれなくて訪ねてきたんだよ



思い当たる節があるような ダファ


-flada-



悲しげに座り込んだままのグッテ




掃除を終えて、入ってきたハンさん


グッテ:帰って

ハン:何日目だと思ってるんだ?

   そんなに苦しいなら、いっそソンア氏に..

   ヨ グッテ!

グッテ:帰ってくれ ヒョン

    誰にも会いたくないんだ

ハン:本当に お前の過ちだと思っているのか?

   情けない奴だな

グッテ:俺は人を殺したんだ

    俺に出来るのは..なにもないんだ

ハン:じゃ、後を追って死ぬつもりか?




グッテ:俺だって 生きたいんだ ヒョン!

    これ以上苦しむのは 嫌なんだ 

    忘れたいんだ..でも出来ない..

    あの人を思うと..狂いそうなんだ

ハン:じゃ、行けばいいだろう

グッテ:俺がどうやって?

    これ以上 傷つけたくないんだ

    ソンアが苦しむ姿は、見たくないんだ




グッテの背中が、苦しそうに震えてる




ドアーの外で話を聞いていた、ダファ



- ソンアを訪ねるダファ -



ソンア:どうして来たんですか?

ダファ:苦しそうね





ソンア:グッテ氏の話なら帰って  聞きたくないわ

ダファ:克服など出来ないと思っていたわ グッテ氏のトラウマ

    意外ね こんなに早く諦めるくらいなら

    私が、必死にならなくても良かったようね

ソンア:もう 私とは関係ない人だから..

ダファ:じゃ 綺麗さっぱり手放してあげてよ

    あなたがなんの権利があって グッテ氏を苦しめるの?

    グッテ氏が、過去にどんな過ちを犯そうが

    あなたが それを非難する資格があるの?

ソンア:ダファ氏は 何も知らないのよ

ダファ:いいえ 理解してるわ

    グッテ氏が そうするしかなかったってこと

ソンア:なんですって?





ダファ:幼かったのよ

    目の前で 死んでいく人を目撃したら..逃げ出すこともありえますよね?

    グッテ氏の責任でもあるまいし..

ソンア:じゃ 死んだ人の責任だとでも言うの?

ダファ:どうかしら..もしかしたら

    あの人の娘の責任かもしれないわね

    その子のせいで 全ては始まったんだから

ソンア:なんですって?


- 回想 -
 

娘と電話で話してるソンアオンマ

「ムリよ まだ仕事が終わっていないのよ 痛むの?」

ダファ:グッテ氏の家のお手伝いさんには、娘がいたのよ

    あの夜..グッテ氏のオンマは帰りが遅くて

ソンアオンマは 娘に「薬を買っていくね」と話してる

後ろで聞いていたグッテ少年

  


ダファ:自分のせいで、お手伝いさんが帰れないと思って

    悪いと思ったんでしょね

部屋の時計は22時20分

ため息をつくソンアオンマ

薬局に薬を買いに行った グッテ少年




ダファ:グッテ氏は、お手伝いさんの代わりに、娘さんの薬を買いに行ったのよ

ソンア:今..なんて?

ダファ:グッテ氏のせいじゃないってことよ わかります?

    グッテ氏は、娘さんが病と聞いて、薬を買いに行っただけなのよ

    それでも 起きてしまったことは..悲劇だったけれど

    アジュンマが亡くなったのは その娘さんにも責任があるのよ



ソンア:責任?




ダファ:娘が痛いからと オンマに催促さえしなかったら..

    あんなに悲しい事故は 起きなかったんじゃないかしら

    グッテ氏も被害者なのよ!

    私が言ったわよね? ソンア氏はいずれ離れていくって

    思ったより 早かったわね

    そのくらいの気持ちで、グッテ氏を振り回さないで

    あなたには 資格がないから..

平手打ちよりも はるかに痛い「真実」が胸を刺す..呆然と立ち尽くすソンア


-ソンアの部屋-


 

回想    

 「あなたが 死ぬべきだったのよ」

 「オンマの代わりに、あなたが死ぬべきだったのよ!」

 平手打ち

 「私に触れないで あなたを引き裂いてやりたいくらいだから!」

ダファの言葉:あの人の娘の責任かもしれないわね

      その子のせいで 全ては始まったんだから

胸を抑え泣きじゃくる ソンア

そして..




ソンア:グッテ氏 ミアネヨ


..つづく



- 予告 -

出張から帰ったソンジュは ソンアの置き手紙を見る





「オンマのところに行ってくるわ 明日には戻るから」




グッテの元へ駆けつけ 思いっきりパンチする ソンジュ

ソンジュ:ヌナと別れたのか? 別れるつもりなのか?

     何が原因で ヌナがあんなふうになってしまったんだ?



ソンアを心配するグッテ 



ダファ:私じゃダメなの? 愛してるのに..

ソンア:私がグッテ氏を.. 愛していないから



海辺


グッテ:よく聞くんだ パク ソンア 

    俺の時間は たった今 ここで止めるから








14話..和訳など必要ないようです。

言葉など無くても、伝わってきますね 切なかったです。

監督が6時間(?)かけて 撮影したと言った涙のシーン 

「見ごたえあるはずです!」と、賞賛しておられましたが..なんとも言えない

辛くて、重くて、苦しい..シーンでした。

演技としては、素晴らしいですよね..

あ~だけど 爽やかでない気持ちは何なんでしょうね






ぶっちゃけた話し..

「あなたが死んだほうが良かったのよ! 死ぬべきだったのよ!」と、

「触らないで! 引き裂いてやりたいくらいよ!」..って どうなの?

平手打ちするか? バーロー!と、怒りまでこみ上げてきましたが

当の本人からすると、「抑えきれない感情」が、そこにはあったんでしょね

でも、愛した人の話も聞かず、一方的なんですよね..

いつも「鉄砲玉」のような人なんだね


そして、お気づきかと思うのですが、今回ダファの画像が多いでしょ? 

ちょっと見直したの^^

全てを知っていて..それでも愛したのよね ダファ氏

オンマと「取引」までしてくれた、グッテの「その気持ち」さえあれば、

自分は身を引けると 結婚式場から去ったわけで..

それでも、黙って去った後の グッテの苦悩を考えるとこれもしかりですが..

どうか グッテ氏が シアワセになれますように

なんて、心の中で葛藤しながら、和訳しました。

15、16話 気になるところですが、和訳UP出来るのは、夜遅くになりそうです。

数日遅れたら..ミアネヨ


画像貼り、思った以上に時間がかかりました。m(_ _)m