こちらでお線香を灯してから
本堂へとあがり参拝
御本尊:如意輪観音像
土制の塑像(ソゾウ)では国内最大で
(高さ 4.85メートル)
弘法大師様のお手製だそうです
龍玉に願い事を書き奉納
663年(天智天皇2年)
こちらに住まわれていた草壁皇子様が
宮を仏教道場に改め
当時の仏教指導者であった義淵僧正に
下賜されました
義淵僧正とは
奈良東大寺を開基した良弁僧正
菩薩と仰がれた行基など
多くの仏教先駆者の師とされた方です
龍蓋池
中ほどに要石があり
これに触ると雨が降ると云われ
雨乞いの法要も行われたようです
義淵僧正が
飛鳥の地を荒らし農民を苦しめていた悪龍を
その法力をもって池の中に封じ込め
大きな石で『蓋』をし改心をさせたことから
龍蓋寺名が付いたと伝わっています
その後
悪龍は改心し善龍となって
今でも池に眠ると伝わっています
奥の院と称される石窟には
弥勒菩薩様の石像が安置されてました
石窟から山沿いに
散策路を歩きます
足元にはドクダミの花が咲き
頭上では青もみじが印象的でした
眼下には本堂が伺え
法要が始まっているようで
読経が聞こえてきました
三重宝塔
ちょっと人酔いしてしまいましたが
沢山の方が参拝されるのは
神仏様も嬉しいことなのでしょう
ゆっくりお参りするのは次回として
綺麗なあじさいを楽しませて頂きました
来た時と帰る時もずっと
境内の雑草を処理されてた方がいて
たぶんお寺の方
帰り際に心で感謝を述べておきました
奈良県は
古都だけに有名所が沢山あります
郊外では明日香村を始め
広がる田畑や長閑な景色に
のんびりできますので
好きな県の1つです
お読みくださり
ありがとうございます