手術が開始してから、
ICUでのエピソードです
10時40分頃 手術開始
1.右側方開胸
2.心膜を切開、採取
3.人工心肺を使用し、大動脈遮断、心臓停止
4.右心房を切開
5.心房中隔欠損孔を塞ぐ
6.大動脈の遮断を解除、心臓の拍動を確認
7.右心房を閉鎖、人工心肺を離脱
8.止血、経食道エコーで確認
9.ドレーンを留置し、閉胸
3～4時間の予定
15時45分 主治医から家族へ一言
「術後は良好で数値も良いです」
「目覚めるまで2時間くらい」
「早く社会復帰出来るよう取り組んで行きます」
まだ寝ている私と、とら夫、ねこ兄が面会。
酸素マスク、両手に点滴、常時心電図
その他いろいろ、コードだらけの私
夕方目覚め、2日間寝たきりのICU生活。
通路側に壁がない真っ白い集中治療室は
8畳くらいの広さで、医療機器と
1000万のICUのベッドでひたすら寝てる
ふくらはぎには空気圧力がかかる物を装着
最高級のICUのベッドは寝心地が良く、
ずっと寝ていたかったけど、
体位を変えにくく、背中にレントゲンの
板のような物を差し込む時や、着替えさせて
もらう時に寝返りできず、激痛でした
ベッドから起きなくても、ベッドが座位の
形に変化してくれるので、座位から自立まで
出来るようになるのがICUでの目標
座位になり、頭が上がるとクラクラしました
そんな時は足をパタパタさせると良いですよ
って看護師さんが教えてくれました
鼻からの管が抜け、お腹のドレーンが抜け
先生から何かステップアップの許可が出て、
ICUの担当看護師さんが手を叩いて喜んで
くれたのを覚えています
しばらくは、あまり声が出せず
まだ寝てばかりでしたので、看護師さんの
顔も名前も覚えていませんが、
まだ新米ナースさんと言う印象の
担当看護師さんにはとても献身的にお世話を
してもらいました
つぎは、ICUからHCUへの記録を書きます