みなさん、こんにちは。
お元気ですか
私達は元気です。
2020年12月に、アメリカから日本に本帰国し、関東地方に住んでいるharuhana と申します。
現在日本はお盆休み中ですね。
私の夫もお休みをいただいていて、私達夫婦はひたすら現自宅と旧住まいを行き来してお掃除しています。
2軒をお掃除していましたら、1度目と2度目の様々なアメリカン・メモリーが発掘されました。
それらを見ていましたら、私の前回のアメリカ生活7年半をちょっと振り返ってみたくなりました。
季節柄、何の関係もありませんが、ちょっと回顧録を書いてみようと思います。
2013年の6月、私は夫の20年ぶり、2度目のアメリカ駐在に帯同するため、アメリカに渡りました。
そして2020年の12月に日本に戻りました。
その7年半のことを書いてみたいと思います。
2013年-2014年
渡米当時、私は、ずっともう一度暮らしてみたかったアメリカに再び来ることができて幸せでした。
しかし数ヶ月経つと、日本でそれなりに学んだはずの英語が通じなくて愕然としました
また最初の駐在の1991年頃は、アメリカ北西部の日本人駐在員は2013年頃より少なかったので、駐妻たちの結束は強かったように思います。
1991年頃の駐妻は、日本人コミュニティーに行ったり、紹介で日本人に出会えばすぐに友達になれました。
当時は休職して夫に帯同してきているようなキャリアのある人も殆どおらず、夫に帯同する時点で退職している女性が多かったと思います。
英語が話せる人も少なく、日本での主婦友達の延長がそのままアメリカに移動した感じでした。
2013年の頃よりは同じような立場の人が多くて安心できる状態でした。
なので2回目の駐在の時も、私はすぐに日本人同士で群れることができると思っていました。
ところが2013年にもなりますと、若い奥様達はキャリアをお持ちの方も多いですし、英語も結構話せます。
カーナビを駆使して車でどこにでも行きますし、留学経験のある人も多く、現地の人たちともすぐに馴染める方が多いように思いました。
で、巷に広がる噂の駐妻ドロドロ恐怖社会を避け、出会った日本人と「手当たり次第友達になる」というよりは、きちんと人を選んで小さなグループにまとまるような傾向が強かったと思います。
これは・・・、
小学校の時、先生が教室で、
「では、好きな人と3人のグループを作ってくださーい。」
というグループ分けの状態と似ています。
好きな人と
3人
そんな結構濃い感じの中途半端な人数でグループ・・・
こういう状態は、俗にいうコミュ障の人には地獄です。
渡米後半年を過ぎる頃には、
周囲のコミュニケーション能力に長けた駐妻さんたちは既に、様々なESLクラスや国際的なグループに参加して、気の合う素敵な駐妻さんと親し気にしており・・・
いや、いつの間に
こっちは半年でやっと車を運転してスーパーに行けるようになったというのに
素敵でもない、
キャリアもない、
英語もしどろもどろの、
ぽっちゃり中年おばさんの私は、
渡米半年辺りで既にもう、途方にくれたのでした
あの頃は本当に日本に帰りたかったなぁ~
それでもなんとか現地のESLや国際的グループに参加し始めて、1年かけて少しずつ馴染んでいったように思います。
優しい日本人の友達も何人かできました。
グループ分けになんとかあぶれずに混ざることができました。
当時は本当にありがとう
感謝しかないです。
元々変化を好まない私は当時、新しいコミュニティーに飛び込んでいくのがとても大変でした。
でも、新しいことに挑戦するのが怖いからと言って、
「英語が話せなくてもアメリカでは十分暮らせるじゃん。」
「どうせ日本に帰るのに、そんなに必死に英語を勉強して、どうすんの」
「私にはもう日本人の友達がたくさんいるからいいのよ」
などと不機嫌な顔で強がりをおっしゃる人の気持ちを理解しつつ、こうはなりたくないとも思っていました。
でも当時、私自身もコンプレックスがあり、焦ったり人を妬んだりする気持ちがあったから、私自身が知らず知らずにそういう方たちと張り合っていたわけで・・・。
今にして思えばですが・・・。
ま、結局は同じ穴の狢で、ちょっとだけ人間関係のトラブルに巻き込まれたりもしました
初めてのことって、誰でも怖いんですよね。
その時にどう振舞えるかで人格が出てくるっていうか・・・。
このコロナ禍でもそうですけど。
駐妻1年目、2013年-2014年。
私自身はビビりでダメダメでしたが、それでも恐る恐るアメリカ社会に馴染み、優しい人たちに助けられて、ゆっくりとアメリカ生活に馴染んだ1年でした。
でもまだ、アメリカが楽しいとはあまり思えていませんでした。
ただ、前向きな発言を心掛け、なんとか楽しくしようともがいていた1年だったと思います。
コロナ禍で大変ですが、
みなさん、どうか引き続き安全にお過ごしください。
新型コロナウィルスが早く終息しますように。
いつも祈り、想っています。
世界の経済も、だんだんと回復していきますように
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