数日前から風邪をひいており、喉が痛かったため、耳鼻咽喉科を受診した。 喉の痛み止めを処方され、様子を見ながら「早く治れ」と願っていた。

 

 その数日後にはコンサートを聴きに、大阪へ行く予定だったからだ。 しかし体調はどんどん悪くなり、大阪に行く日の朝には下痢と嘔吐が止まらなかった。 それでもどうにか落ち着かせ、無理やり大阪に向かった。

 

 当然楽しむ気分でもなく、酷暑だったこともあり、ホテルに着くや否やうなだれた。 そしてコンサートの時間まで休んだ後、少し体調がよくなり、念願のコンサートを無事に楽しむことができた。 

 

大阪からどうにかこうにか帰ってきた次の日、激しい咳が止まらず、違う病院に行ってみた。 すると気管支炎になっていると診断されてしまった。 体調の悪い時に無理をするものではない、と学んだ一件だった。