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先日の記事にも書きましたが、母の病気が見つかったきっかけは健康診断でした。

健診結果に 「異常」 の通知があり、大きな病院で精密検査。

まず、初期のガンが見つかり (ガンはミリ単位)、

詳しい検査の途中で、内臓に大きな動脈瘤が見つかったのでした。

「動脈瘤は本当にラッキーでした! こちらの方が心配」 と医師から言われて、

ガン宣告のショックは薄れました。

乱暴な話ですが、初期のガンは数か月やそこら放置しても、さほど進行はなし。

けれど、動脈瘤は破裂したら命の危険にかかわります。

それが明日かもしれないし、数分後かもしれないのですから……


母は術後の経過も良好、四泊五日で退院しました。

入院前のぎっくり腰の痛みも、術後絶対安静のおかげで良くなったとか。

母が受けたコイル塞栓術は、足の動脈からカテーテルを入れて、

患部の動脈瘤にコイルを挿入して破裂を予防する手術です。

(簡単すぎる説明ですが、わかったかしら?)


昔は数時間を要した手術も、いまは技術と道具の進歩で30分、

以前はゴッドハンドを持つドクターしかできなかったけれど、

「現在は普通に行われる手術ですよ」 とは母の主治医の言葉です。

後日行うガンの手術も、傷は3~4センチだそうです。

医療の進歩ってすごい!

近い将来、ほとんどが日帰り手術になったりして……


次の手術を控えて、

「今回、入院と手術の予行演習をしたから大丈夫」 と、母はとっても前向き。

もとが楽天家ですから、心配はしていませんでしたけれど、病を得ても元気です。

両親そろってガンにかかり、我が家はガン家系……ということは、私も……


そうなったら、そのとき考えましょう、なるようになるさ。