5/24の日経新聞夕刊に
こんなコラムが載ってました。
作家・川村元気さんのコラムで、
タイトルは「インスタグラム用の顔」。
興味津々で読んでみたら、
かなり衝撃的なことが書かれていて。
少々、抜粋させていただくと…
最近、インスタグラムが超やばいことになってる。
自撮りをアップしている女性たちはみな美人だが、
よく見ると、どれも似たような顔。
日本のみならず、アジア、ヨーロッパ、
アメリカに至るまで世界中に同じような
“美人の顔”があふれている。
アプリで加工しているのかと思っていたが、
よく見るとそれだけではない。
彼女たちはインスタグラム用に
顔そのものを整形して変えているのだ。
インスタのために整形してるなんて
ビックリじゃありません？
確かに、同じタイプの美人が
多いな～とは思ってました。
最初のうちは、
「わぁ～目が大きくて、
色が白くてキレイだな～♡」
と、うっとりながめていたのですが、
あまりにもみんな同じ顔なので、
区別がつかなくなってきてwww
韓国人については整形かな…？と
想像できましたが、韓国だけでなく、
世界中のインスタ美人が整形だったとは…
で、写真映りだけを重視して整形された顔は、
現実では人間離れして見えるのだとか。
人形のような“怖い”感じに。
でも、彼女たちは、それでOK。
なぜなら、彼女たちにとっては、
インスタの世界の方がリアルだから。
現実世界で人に見られる頻度より、
インスタで人に見られる頻度の方が断然多いから、
インスタ映えする顔にどんどん変えていくそうで…
インスタって、見栄え重視の世界だから
こういうことが起こるんでしょうね～。
SNSの中でインスタが一番、若者に悪影響を
与えているという調査結果も出たそうで。
「見て見て見てー！
キレイな私を見てー！」
「見て見て見てー！
おしゃれな生活を見てー！」
って世界ですもんね。
私なんてあまのじゃくだから、
「見て見て見てー！
汚い生活を見てー！」
って、ありのままの部屋の写真を
アップしたくなりますよ…
新鮮で、逆に人気が出るかもwww
今のところキレイなお花でまとめてるので、
まだそこまでの勇気は出ませんがww
まぁ、見栄えをよくするために“加工”
するというのなら、私も同じですし。
あ、顔いじってませんよ。
自撮りのアップなんて絶対するつもりないしw
インスタにアップするお花の写真は
ちょっと加工してるんです。
加工といっても、明暗や色の濃淡を
調整する程度ですが。
それも、お絵描き気分で楽しいので、
整形する女性たちの気持ちも
ほんの少～しならわかりますww
ちなみに、ブログに載せるてんちゃん（＝デジカメ）
の写真は一切、加工していません。
っていうか、加工する方法知らないしwww
さて、今日は、久々に曲をご紹介したいと思います。
初対面なのに仕事や年齢を聞かれたり、
同じような顔に首をかしげたりと、
とまどうことも多いインスタ生活ですが、
なかにはもちろん、うれしい出会いもあるわけで。
ある日、いいね！をもらってお返しに訪問したところ、
そこはミュージシャンのお部屋でした。
動画もたくさんアップされていたので
聴いてみたら、あら、私好みの曲と声♡
フォローさせていただいたので、
今では毎日のように彼女の声を聴いてます。
彼女は平岡千代さんで、Lululuという
カントリーPOPユニット:のボーカルさん。
オフィシャルサイトには、
3人のハーモニーと、アコギと、フィドルと、ベース
人の温もりのあるアナログサウンドで
デジタル時代へのカウンターカルチャーを発信中
と書いてあります。
では、何曲か聴かせてもらった中で、
私の心に一番グッときた「Mr. Music」を、どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=wZcY-qFl37U
（Lulutasu様よりお借りしました）
冒頭のコラムを読んだあと、
整形といえば…と、本棚から
取り出して、読み返してみたのが…
韓国に愛想を尽かしてw日本に帰化した
呉善花さんの「見かけがすべての韓流」。
ジャケットの袖には、こう書いてあります。
「女は３日殴らないと天に昇る」と
古くから言われる韓国は、いまだに
男尊女卑社会！
恋愛観、結婚観、家族観、美意識など、
日本と韓国では180度違う。
似て非なる国、韓国の本当の姿を
解き明かす！
「女は３日殴らないと天に昇る」って…
女は３日殴らないとつけあがるってことですよね？
そんなことわざがあること自体スゴすぎるwww
まぁ、今の若い層は変わってきてるでしょうし。
この本のもとになっている本は、2008年に
書かれたものだから、本の内容自体も
ちょっと古い感じがします。
たとえにヨン様が出てくるしww
でも、何百年、何千年の年月を経て
築かれた国民性は、10年やそこらで
変わるとも思えないので、韓国人の
恋愛観や美意識などを知りたいなら
参考になる本だと思います。
私がこれを買ったのは、2012年だったかな？
グンソクさんにラブラブな頃だったから、
「少しでもグンソクさんの気持ちを
理解したい…♡」
という乙女心で買ったんですよね…遠い目w
で、肝心の整形についてですが、
著者は韓国の整形熱のことを「整形病」と
ぶった切って、
ルックスがすべてを左右する国
美人たろうとする執念の強さは世界一
と書いています。
で、なぜ「整形病」が蔓延してるかというと、
それは韓国人が、
均一に整った完璧な美
を好む傾向があるからだとか。
対する日本人は、
ちょっと欠けた不完全な美
を好む傾向があり、そこが両国の
美意識の最大の違いだそうで。
グンソクさんが日本で人気があって
韓国で人気がないのも、
この美意識に原因があるのかも。
だってグンソクさんって、
ちょっと欠けた不完全な美
ですからwwww
この美意識の違いについて、
花をたとえに説明した部分を
ちょっと引用してみますね。
私はあるとき、
「満開の花を100点とするならば、
蕾の花は80点くらいで、
萎れて落ちた花は25点くらいですか」
と、ある日本人に聞いてみたことがある。
するとその人は、
「いやいや、どの花も100点ですね」
というのである。
こういう「どれもいい」という感覚が
韓国人にはよくわからない。
最初の頃は
「なんてすさんだ美意識なのか」
と思ったものである。
グンソクさんファンは、よく、
「Tシャツとジーンズのラフな格好で、
メークをしてない素顔のグンちゃんが
いちばんカッコイイ♡」
と言いますよね？
多分、その感覚が、グンソクさんには
わからないんだと思います。
完璧に飾り立てて
完璧にメークした俺が
いちばんカッコイイ
と、グンソクさんは思ってるんじゃないかな？
で、その「いちばんカッコイイ俺」を見せられて、
度々、日本のファンはがっかりするというwww
まぁ、美意識の違いなので、
こればっかりは仕方ないですねwww
この本、恋愛観についても
興味深いことが書かれていて。
韓国の男たちの多くは、
いざ好きな女性ができたとなると、
なんとしても自分の恋人にするんだと、
わき目もふらずに一直線に突っ走っていく。
恋人の獲得に全精力を傾けるので、
それが叶わずに寝込んでしまったり、
食事も喉を通らなくなったりする「恋の病」に
かかるのは男性の方が多い。
「冬のソナタ」で、恋人たちが仕事そっちのけで
愛を語り合う様子に、「いくらドラマでも
リアリティに欠ける」と感じた人が多いようだが、
韓国ではこれが現実そのまま。
韓国の男は本心で結婚したいと思っている
相手には身体を求めず、そうではない相手には
身体を求めるのが普通だ。
女が身体を許せばだいたいの男は
結婚の相手とは考えなくなっていく。
韓国の恋愛ドラマで恋人どうしの性愛関係を
容易に描くことができないのは、
そうした現実があるからである。
結婚前の性愛を描けば、それは不誠実で
本当の愛ではないと視聴者が感じるからである。
なるほど～だから韓国ドラマには
あんまりベッドシーンがないのか…
と、この本を読んでわかりました。
まぁ、とにかく「見かけがすべて」の韓国では、
たとえ人造であっても
均一に整った完璧な美
を得たものが、人生の勝者になるのだとか。
特に女性にとっては、いい男を
ゲットする必須の武器のようで。
グンソクさんも、そのうち、
均一に整った完璧な美
を持った女性を、恋人あるいは
妻として紹介してくれるかもしれません。
その時は、
「あんな整形女、
どこがいいんだよ
」
と言わずに、祝福してあげましょう。
だってグンソクさんにとってはいいんですからw
私たちには違和感バリバリに見える顔も
グンソクさんの目には完璧な美に
見えているのでしょうからwww
今日も最後までお付き合い下さり
ありがとうございました！
see you！
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