二手道の片方を選び、進みだしたのは3年の10月。
繁殖研は、実験で使うマウスを繁殖させている。
この繁殖当番は、新4年生。
つまり私達。
当番は2人一組で毎日。1週間。
うちの学年は8人なので、一月に一週間当番が回ってくる計算となる。
時間は17:00~約2時間。
結構負担でした。
夕方2時間も。
実験は、うちの研究室の慣わしでマウスの体外受精から始めることとなっている。
なので、私もそれから始める。
実験の3日前にまずマウスに注射。
そして、前日にまた注射。
この注射は夜の9時。
そして、実験。
実験は朝の9時~
マウスの卵子と精子が一緒になって受精するのを待つ。
(約6時間待ち)
そして、受精してるのとしてないのに分ける。
これから4日間観察を続ける。
これで、実験が完了する。
注射してから、完了するまで7日間。
結構長く時間がかかる。
受精率や、胚盤胞という時期まで発生する率が9割に達しないと先輩から次の作業を教えてもらえない。
ずっとこの実験を続けてた。
その度に、マウスを3匹殺してた。
もう4年生になっていた。
そして、4年の前期も授業はめいっぱいだった。
正直、実験を出来るのは土日しかない。
こんな生活で実際職業に就けるまでの技術が身につかないと思った。
4年後期も、たくさんの授業が入る予定だった。
そこで、一つの道を選択した。
大学院進学という道。
大学院に進学して、技術を身につけ、そして就職しようと考えた。