この世をみると、不平等で不条理で不完全な出来事が多く存在します。このような世界にわざわざ転生する理由とは? 誰だって、わざわざ苦しい思いをしたくないし、生きるための物質的な生計は面倒なものです。このように、霊界や幽界に比べて、はるかに生きにくい。このような世界に生きるからには、それだけの重大な理由があります。
それは、生き辛い世界こそ磨かれるためです。それだけ早く成長できるし、カルマを清算しやすいということだと思います。現世におけるたかだか80年ほどの時間(寿命)は、霊界における数百年(300~500年)に相当する大変な修行になるようです。ただし、「魂から真剣に生きたら」の話です。
言ってみれば、「短期集中型トレーニング」なのかも知れません。全てがポジティブで調和され思い通りにいったとしたら・・・、自分の欠点にも気づきにくいのではないでしょうか? 人生の壁にぶつかって初めて、「自分はここがまだまだだったんだ」と気づけるものです。そこからが、本当のステップアップとなっていきます。本当の魂の修行となります。
前と同じ壁がやってきたときに動じずに越えられたら、それが本物の成長になるのでしょう。その成長は、霊界や幽界ではなかなか得難いものかも知れません。
また、この世の修行によって、ポジティブな世界の有り難みや素晴らしさをより深く味わえるのだと思います。深い悲しみや苦しみを味わった分だけ。それと同時に、ネガティブなものに対する理解、つまり慈悲心も深みを増すのではないでしょうか? 深い暗闇を知るということは、それだけの暗闇に光を照らせることだと思います。そう思うと、無駄なことなどないと思えます。
この世での経験は、いずれ行くであろうポジティブだらけの世界で本当の幸せを噛みしめるためにあるようにも思います。平和ボケすることのない、真の幸せです。
この世は、ホントに嫌になっちゃうこともありますが、今、頑張るしかないのですね。せっかく、生まれてきたのだから、まるまる魂の底から、勉強して帰りたいものです。あとで、後悔しないように・・・。短期集中型トレーニングには、「魂からの本気」がキーワードかも知れません 笑。その「本気」とは、無理をしたり、頑張り過ぎるということとは違います。心の奥底の揺るぎない信念のことだと思います。