そして2日後。

直接会って、彼と話しがしたかった。
電話やLINEではなく、彼の表情を見ながら。

どうしても17年でないとダメなの?
高校生くらいになれば、
子供はもう自分の世界があって手もかからない。
百歩譲って大学入学頃なら
もう完全に必要なのはお金だと思う。

子供が社会人になるまで、見届けたい。
そこまで責任を果たせば、誰に何を言われても、
ちゃんと責任を果たした。と自信を持って言える。
もうこの先は俺の人生を生きて行きたい。
って言える。
もしかしたら、もっと早くに別居や離婚をしてるかも知れないけど…

……。
……。


17年は長いよ。

……。

私待たないよ。

…ズルイよ。
…やっぱり酷いよ。
瀧本君のお友達がもし私だったら、
そんな男辞めとけ。ってならない?



……。

…酷いよね。。

……。

…こんなこと、本当は絶対に俺からは言いたくないけど。
…他の男性を見つけて、俺と比べていいから。
エリカにとって、俺が17年待つに値する男なのかどうか。

俺は17年後を目標にして、エリカを想いながら日々を過ごす。
これからも大切にするし
愛を注いでいく。


……。

ズルイ。酷い。
私がこんなにあなたを好きだと
知っててそんな事。。

わかった。

私、本当に他の人探すよ?
いいのね?


…まぁ、私の気が済むまで
瀧本君には付き合ってもらうから。。


……………。

(深く沈んだ表情で、彼は軽くうなずきました。
その姿は、なんだか私が彼をいじめている様で
可哀想になってきたので、、、)



はぁーー。
もぅ、なんか疲れちゃったよ。
何でこんなに好きになってしまったのだろぅ。

他の男性に取られない様に
私のこと今まで以上に大切にしなきゃダメよ。
(冗談っぽく言って笑顔をみせる)



こうして、私が折れる形で話し合い終了。

そして私はこの後、宣言通り恋活をしました。
それは、本当に他に好きな人が出来たら
もう苦しまないで済むのかな。
と言う逃げの気持ちと、
40過ぎた私の市場価値って果たしてあるのかな?
と言う興味も出たからです。