方向性は決まっても、
逢って彼の笑顔に触れると、
弱い私が顔を出し、気持ちが揺らぎ、
なかなか言い出すことが出来ませんでした。。


でも、苦しさを1人で抱えるのにも限界を感じてきていたある日の彼との電話。
この日に何を話すかなんて、全くもって予定など立てていなかったのに、
何気ない会話の途中から、徐々に抱えきれなくなった感情が出始め、わたしは話し始めました。

意を決して覚悟を決めて伝えた。
と、いうよりも、
いつか伝えようと準備してあった感情が、
たまたまこの日に出た。という状況でした。



お仕事忙しいのわかってて、
今伝えるのはどうかと思うけど。。
私、瀧本君が2人目を考えてると知ってから、
ずっと苦しかったんだ。。。

なんとか心を立て直そうと何度も頑張ったけど、
限界が近づいて来ているのを感じてね。。

………。
エリカ。。辛い思いをさせてごめん。


(かなり中略)


私、瀧本君から離れる努力をしようと思う。

エリカ。。。

一方的かもしれないけれど、、、
私の気持ち瀧本君は理解してくれるよね。。


うん。。わかってるよ。。。
辛そうにしてた事もわかってた。
でも声をかけたら、エリカを失いそうで、
怖くて声をかけてあげられなかった。。。
ごめん。。
俺の弱さが余計にエリカを苦しめたね。。

エリカを想う気持ちはこれからも変わらない自信がある。覚えておいて欲しい。。


この日の通話時間の履歴は2時間48分。
上記は確信をつく所のみを書きました。


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*この話し合いの結論*
しばらくお互い連絡を取り合うのは控えよう。
期限を決めずに。。。

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わたしは、決定的な
「別れよう」という言葉は使いませんでした。
瀧本君も同じでした。

お互い可能性を残すような言葉を選択することで、細ーーい糸で繋がっているような関係を維持できる。

自ら選択した方向が、

誤りだったと後悔した時、
細い糸を辿ってまた分岐点に引き返せるように。

正解だと確信した時、
そのまま突き進んでも、細い糸なら足かせにならないから。

私もズルイ女性です。。。