7月の読書記録 | 遊びにおいでよ、お茶でもどうぞ♪

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わがままを書き散らかしたブログです。役に立つ情報もなく、面白いマンガも描けず、美しい写真も載せていない。こんなブログに「いいね!」やコメントを残してくださる心優しい貴方様に感謝します。コメント承認制はやめました。投稿後すぐに公開されます。2020.11.27

暑いですね~、朝、義母ちゃまがデイサービスに行ったと同時に、彼女のかかりつけ医に薬をもらいに、ロケットスタート( ´艸`)

私一人なら 自転車でパパッと二駅分走ります。

せっかく行ったんだから、ついでにセリアによってスーパーマーケットによって、帰ってきた。

ブックオフにもよろうと思ったけど、暑すぎてやめた。

13時に生協コープのお届けが来るので、今待機。

はぁ~エアコン、涼しい。

生協コープの注文品受け取ったら、 美容院に行かなくちゃ。

義母ちゃまが帰ってくるまでに、フル回転です。

動いているほうが、元気出るね。

ファイトォ音譜

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4355
ナイス数:498

境界線境界線感想
東日本大震災で行方不明になったままの妻と息子。笘篠警部は二人の死を受け入れられず失踪宣告を出せずにいた。突然、妻の遺体発見の訃報。遺体は別人。所持していた免許証は妻の個人情報の摸倣だった。行方不明者の個人情報が売買されている。う~ん、ひどい話だ。重い苦しい話で、読むのに時間がかかってしまいました。「護られなかった者たちへ」の宮城県警シリーズ続編。
読了日:07月02日 著者:中山 七里


特殊清掃人特殊清掃人感想
タイトルから見てわかるおぞましい描写。特に「腐蝕のと還元」40代独身ベンチャー企業家の伊根社長。追い炊き機能が付いた浴槽内での突然死。まさに人間シチュー(@_@;)ゲッ!!エグイです。「祈りと呪い」30代女性の孤独死。ごみが散乱した汚部屋だが、クローゼットの中は洋服だけで整頓されていた。その中には派手な男性物衣服。実家の母親にも理解されなかった。無人となった部屋、特殊清掃人はそこに住んでた者の生きざま、形跡を綺麗に消し去る。
読了日:07月03日 著者:中山 七里


ブラックウェルに憧れて (光文社文庫 み 46-1)ブラックウェルに憧れて (光文社文庫 み 46-1)感想
1998年中央医科大学の解剖学実習で成績順に組み分けしたところ、偶然にも女性だけの4人班ができた。2018年8月城之内泰子教授は新聞記者の原口から取材を受けていた。20年後の彼女らを紹介した。城之内教授の指導の素優秀な成績で卒業した彼女らのその後が第二章から第四章まで。2019年3月「城之内教授の最終講義」人間の脳には、男性脳も女性脳もないというのがというのが解剖学の最新の知見なのです。最終講義の後、再会を約束した4人の前で城之内泰子は特別講義を始めた。それは彼女らにとって驚きの内容だった。
読了日:07月06日 著者:南杏子


私の盲端私の盲端感想
現役医師のデビュー作。肛門のすぐ傍の直腸に悪性腫瘍ができ手術した大学生の涼子は人工肛門になった。飲食店でバイトしている涼子は、客の注文品をテーブルに並べながらも人工肛門から大便を出している。パウチの中に溜まった便を、バリアフリートイレで綺麗に洗浄する。バリアフリートイレには、洗浄台があってハンドシャワーも備わっているらしい。利用したことがないのでこの本で知った。もう一作は林芙美子文学賞受賞「塩の道」福岡の病院にいた信夫は青森の集落の村長大岡に診療所医師にと頼まれた。雪国、死際の老人の横で家族食事!凄まじい
読了日:07月06日 著者:朝比奈秋


植物少女植物少女感想
冒頭、いきなり深雪の葬儀の場から始まった。26年もの長きにわたっての入院生活。美桜を出産時に母深雪は植物人間になった。母に会いに通い続けた美桜。植物状態では手の筋肉は拘縮する。強く閉じたままの爪で皮膚を傷つけてしまうことがある。母深雪は珍しいことに開いていて把握反射で当てがわれた指を包み込む。そんな母を誇らしげにみる美桜。母のカルテの日付と自分の生年月日が同じであることに驚く美桜。祖母・父が元気な頃の母を知っているのに、美桜だけが植物人間の母しか知らない。やがて結婚し子どもが生まれた美桜。しみじみ感動。
読了日:07月08日 著者:朝比奈 秋


ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちでねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで感想
著者は2000年に愛媛県松山市で在宅医療専門クリニック「たんぽぽクリニック」を開業した医師。患者さんの実話がマンガで紹介されている。私自身、この先何かあったら延命治療はやめてねと夫に頼んでいる。この本読んだら、余命わずかならば点滴も要らぬ。自然に逝かせてくれ!と宣言したい。はて、私が逝くときは在宅だろうか…。いやぁ、施設で穏やかに過ごして逝きたいな。再読したいので図書館返却を延長した。為になります。 
読了日:07月09日 著者:永井康徳


ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろうねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろう感想
たんぽぽ先生第2弾。第6話の「住み慣れた場所で」住み慣れた場所は自宅だけではない。施設が住み慣れた場所「終の棲家」になるというケース。たんぽぽクリニック施設に訪問する在宅医療もおこなっている。おもて表紙のソデに書かれた言葉「人はいつか必ず亡くなるけれど、最期までその人らしく生きられるように寄り添って支えていきたいですね」。この本には医療が必要な患者ばかりでした。我が家の健康な認知症の義母は、今日も目が離せない( ´艸`)
読了日:07月09日 著者:ミューズワーク(ねこまき),永井康徳


鑑定人 氏家京太郎鑑定人 氏家京太郎感想
若い女性を殺害し子宮を摘出するという猟奇的な連続殺人事件が起こった。氏家鑑定センター所長、氏家は弁護士の吉田から鑑定の依頼を受けた。容疑者は一人目と二人目の殺害を認めたが、三人目は殺っていないと主張する。面白かったです。シリーズ化するようですね。楽しみです。冒頭の短編、遺言状の鑑定、傑作でした。
読了日:07月10日 著者:中山 七里


六番目の小夜子 (新潮文庫)六番目の小夜子 (新潮文庫)感想
なんだかよくわからなかった。頭が追いつかなくなったんだろね。残念。落ち着いたら再読します。ごめんなさい。
読了日:07月13日 著者:恩田 陸


2024本格ミステリ・ベスト102024本格ミステリ・ベスト10感想
エレファントヘッド。「絶対に事前情報なしで」ということなので、図書館順番くるまで情報は読まず。「可燃物」米澤穂信氏、わぁ~読んだ読んだ。さっすが米澤さん。
読了日:07月13日 著者:探偵小説研究会


妖の華 (文春文庫 ほ 15-2)妖の華 (文春文庫 ほ 15-2)感想
デビユー作を読んでみようと図書館で借りた。分厚い本で、激しく傷んでいる。文庫本、1ページが上下2段になっている。真ん中が パカッと割れてほぼ破損状態。そうとう多くの皆さんが借りて読んできたんだね。感想は、バイオレンス、エロ・グロ。苦手で読み飛ばして、最後だけ確認。シリーズだけど、この1冊で降参します。
読了日:07月15日 著者:誉田 哲也


みんなボケるんだから 恐れず軽やかに老いを味わい尽くすみんなボケるんだから 恐れず軽やかに老いを味わい尽くす感想
「みんなボケるんだから」心強いタイトルに引き寄せられた。自分だけはボケたくないと思うが、逆に同居している 認知症の義母を見ていると、「ボケたら怖いものなし」だと思う。最強だな。昔の辛かったこと嫌なこと何も覚えていない。今、幸せかと聞くと「わからん」という。「なにがなんだか、わからないことだらけ」らしい。本能のままに生きてくれたらいい。大事に看てくれる介護人がいれば安心ですよ。
読了日:07月21日 著者:和田秀樹


70歳が老化の分かれ道 (詩想社新書)70歳が老化の分かれ道 (詩想社新書)感想
人生100年時代と語られて、特に女性は90代まで生きることが当たり前な時代になった。ところが健康寿命の延びは平均寿命の延びに追いついておらず、男女とも75歳に届いていないそうだ。前書きに書いてあることです。70歳は人生の分かれ道。特に長生きをしたいとは思わないけれど、健やかに老後を楽しみたい。穏やかな最期を迎えたい。よぉっし、体鍛えよう。運動しよう。健康診断で言われたこと「身長、減りました」「体重、増えました」そんなことしかないんかい。
読了日:07月21日 著者:和田 秀樹


六人の嘘つきな大学生六人の嘘つきな大学生感想
話題の本、図書館予約がやっと回ってきて、いっきに読み終えた。面白かったわ。展開があれれ?あれれ?犯人がわからない。でも、ちゃ~んと伏線回収で、おぉ!と唸りました。
読了日:07月22日 著者:浅倉 秋成


水車小屋のネネ水車小屋のネネ感想
2023年11月大阪の中央図書館「津村記久子講演会」に行ってきた。開演前の物品販売で「水車小屋のネネ」は即完売で買えなかった。講演会での「水車小屋のネネ」裏話等、いっぱい聞けて面白かったです。図書館予約がようやく回ってきた。18歳理佐と8歳律の姉妹の家出。姉は蕎麦屋店員・水車小屋の鳥の世話という仕事に就く。10年ごとに物語が時を刻んでいく。理佐と律の希望と再生の物語。母親とその彼氏はとんでもない人だったけれど、二人の姉妹は出会った人々の愛情に触れたくましく生きていく。良かったぁ。
読了日:07月28日 著者:津村 記久子


秋の猫 (集英社文庫)秋の猫 (集英社文庫)感想
短編5作。「秋の猫」3年で2回の浮気をされた早智子は岩本と別れて念願の猫を飼う。ロロとミミ。手を焼くミミに悪戦苦闘。「幸運の犬」杏次郎との離婚で犬のキチ坊の親権が問題になった。夫の仕事に幸運をもたらしたキチ坊を手離す代わりに5千万円の慰謝料が振り込まれた。結末グッジョブ(*^^)v「ドルフィン・ハウス」相原美沙緒31歳は奇妙なアパートを見つけた。西側壁いっぱいに描かれたイルカとクジラと海亀のラッセンもどきの壁画。描き手である大家51歳の街田。猫のハナの世話。「病む犬」「公園まで」犬猫の飼い主の話良かった。
読了日:07月28日 著者:藤堂 志津子

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