娘が2年生になって

H先生と離れる事が出来た


すると、お漏らしがピタッと止まった。


学校でのお漏らしは。だが(笑)


娘は環境が変わると

おねしょをしてしまう。

引っ越し
旅行
何処かへ泊まり

などなど。

これは、もうしょうがないと思っていた。


とりあえず、
学校でのお漏らしが無くなって
ホっとしていた。


2年生の担任は

新人の若い女の先生だった。

そのせいもあり、まるちゃんは

2年生から少しずつ明るさを取り戻していた。

小中一貫校だった為


低学年から少しずつ
学科ごとに先生が変わるようになっていた。

まるちゃんは男の人が苦手だった。

恥ずかしいからなのか

そこはよく解らないが

新学期の先生がまだ誰か解らない時も

「男の先生じゃありませんように!」
と祈る位苦手だった。



算数の先生は男の先生で

すぐに怒鳴る先生と聞いていた。

実際、高学年の生徒たちに怒鳴っている現場も見たことがある。


私世代前にしてみれば
当たり前の光景だし

怖い先生がいても当たり前だと思っている。


ただ、あの1年の担任のH先生は精神的に追い込む人だったから先生としてどうなんだろうと思っていた。


まるちゃんは
算数の先生をやはり怖がっていたが

怒られないように先手を打つようになっていた(笑)


算数の授業前に必ず予習をするようになり、解らない所は担任の先生に聞きに行っていたようだった。

個人面談の時に先生が教えてくれるまで
その事は知らなかったし、まるちゃんは1年の時のトラウマなのか、学校での出来事はあまり教えてくれなかった。

2年生の担任には、色々と解らない事も自分から聞けるようになっていた事に驚きと感動が爆発していた(笑)


3年に進級した時も
同じ担任の先生だったので
娘も喜んでいたし
私も安堵していた。


そんな時
まるちゃんは人より身体が大きくて(成長が早い感じ)生理が人より早く来るだろうと予想していた。

まだまだ、精神面では幼く
甘えん坊なのに、、、
うまくナプキンはつけられるだろうか。
学校で来てしまったらどうしよう。

私の心配性が発動していた。

ナプキンの付け方や、学校できてしまった時の対応の仕方を何度も何度もシミュレーションした。


そして

小学生3年の夏休み前に
まるちゃんは生理が来たのだった。

幸い、その日は休日前の夜で
家の中での出来事だったから、落ち着いて対処できて良かった。

でも、まるちゃんは不安がっていた。

私は着替えも持たせ、
担任にも伝えていいか聞くと
「言って欲しい、、」
と言うので担任の先生にも伝えた。

担任の先生は
「トイレの使い方(ナプキン入れ)などはこちらで指導しますね。
保健室に着替えも置いておくようにして貰います。
安心してね。と伝えてください。
何かあったら、すぐ言ってね。と(笑)」
と対応してくれた。

それを聞いたまるちゃんは、
本当に安心していた。


そんなまるちゃんを見て、私も安心していた事を今でも覚えている。