教室には小1から中1まで5人の男の子がいます。
彼らは学校が全員違うので顔見知りはいませんが
揃いもそろっておしゃべりです。
ほっておいたらずっとしゃべっていそう。
力が余っているのでソファーでジャンプしながらも
しゃべり倒しそうな勢いです
そんな彼らですが
今週はそのうちの2人が泣いてしまいました
1人は初コンクールに向けてのレッスンで
何度もしつこく(笑)やっていたら涙が出てしまいました。
どうしたらいいかわからない、できない、悔しい、
そんな涙だと思います。
そんな涙はどんどん流してください。
落ち込んでもまた上がって、
いろんなことを一緒に乗り越えていきましょう。
もう1人は「やりたくない」の涙です。
すぐに弾けなかったら、やりたくない病が出て
頑な拒否と共に涙。
泣いたら勝ちにしたくないので
どれだけでも待ちます。
人間性を作るのは子ども時期と考えているので
これからの長い人生に不利益なものは増やしたくないです。
私自身はよく泣く子どもだったと思います。
小学校の中学年くらいでも授業中に泣きたくなることが
何度もあって、回りを見ても誰も泣いていないし、
なぜ、私は涙が出るのだろう、
ああ、涙よ出ないでくれ~と思っていたことを思い出します
さて、生徒の皆さん、
泣くこと自体は悪いことではありません。
先生は、あなたが泣いてもご機嫌を取ることはしませんが、
どうしたらそんな状態にならないかを考えることはします。
ピアノの教室にピアノを習いに来ているだろけれど
ピアノの上達と同じくらい、人間として大事なことを
育てていきたいと思っています。