
・妊娠40週4日〜5日の出来事
・待てど暮らせど陣痛来ない
・あと3日後に誘発分娩予定でした
3時前
私の唸り声を聞いた助産師さんが、「分娩室行こう!」と言ってくれる。
「え!?もう言っていいんですか!?」
自分的にはまだまだこのくらいじゃあと思っていたので驚く。
前回はもっとお尻や腰が限界まで痛くなっていた記憶が…。
「深夜だし人少ないから。陣痛室でお産になったら危ないからね」
病院側の裏事情に涙。
分娩室行く前に、勧められてトイレへ。
痛みが強くて心配だったけど、無事自力で行けて良かった。
すぐ隣のLDRへ!いざっ!!
……なんかめっっちゃ広い!天井も高いな!?
広すぎて解放感ありすぎのLDR!
そして古めかしくてぶっちゃけ怖い。
ちくしょう市民病院。なんかもう全部古くてお化け屋敷じゃないか!←言い過ぎ
全く寛ぎ要素がない雰囲気に、変に緊張MAXになり、吐き気を催す。
しこたま吐く
ちょっとスッキリする
恐怖に慄きながら、分娩台に上がる。
準備ができるまで、分娩台の上に座った体勢で数回陣痛に耐える。
もちろん安定のぼっち。
横になる様に指示され、いよいよかと横になる。
ずっと座った体勢で耐えてきたからか、姿勢が変わった事により急に不安が襲ってくる。
天井高くて怖い
空間が広すぎて不安感が募る。
ってかぶっちゃけこの空間寒いな!?
汗だくになると予想してたのに、全く汗かいてない。
むしろ寒い。
子宮口7センチ!あと少し!
とにかく陣痛くる度に息を吐いて耐える。
両足広げられると怖い。
ズボンとパンツ脱ぐと更に寒い。
今思うと、恐怖と寒さで身体ガチガチでした。
3時20分
そして、助産師さんが先生や新生児対応の看護師さん二人を召集!
助産師さん含めて4人体制になる。
いよいよだ!
……でも、わたし、子宮口7センチからなかなか全開にならない。
まだ?みたいな雰囲気になる。
ちょっと召集かけるの早すぎない?みたいな感じで看護師さんに責められる助産師さん。
え、いたたまれない…。
「そろそろ授乳の時間なのよね。準備しなきゃ」
みたいな声が聞こえる。
近くから新生児のミャアミャア猫みたいなかわいい泣き声も聞こえる。
私もはやく赤ちゃんに会いたいなぁ…
ってかお腹空かせてる新生児ちゃん達本当にごめん!
でも私も今必死なんや!
広がれ、私の子宮口!!
助産師さんが頑張って交渉してくれる声が聞こえる
あ、でも人が少ないとか授乳の時間がとか、看護師さんの雑談がめっちゃはっきり聴こえてくる〜!
先生も手持ち無沙汰で、ウロウロしてるし。
絶対先生仮眠中起こされてきましたみたいなテンションしてるやん。
すんません、深夜の出産ですみません。
みんながまだー??みたいな雰囲気wwwww
いや、ほんと、申し訳ない!
これでも頑張ってるんですけれども!
……強烈な陣痛と共にこのなんとも言えない空気に耐えねばならなかった。
続きます。