あれだけ読んだら僕がタクラマカンのこと面白くなかったみたいですよね>w<
そんなことないんですよ!!タクラマカン僕好きです!僕は!!タクラ!!マカンが好きです!!
もう今まで見た舞台でいったら、1974の次くらい好きです。
1974はスーパー不二子補正があるから好きなわけで、不二子がいなかったら…
いや不二子がいなかったらもはやそれは1974じゃないのでやっぱり1974が好きです。
というか不二子が好きです。不二子かわいいよ不二子…
あー不二子ー結婚してくれ!!
しかし何でタクラマカンが好きかというと、考えさせられるからなんですよね。
色々考察できるのが好きなんですよね。
人間ドラマであの人はあの時どう思っていたとか、この作品のテーマはなんだろう?とか
監督はあのシーンでなんていいたかったのかとか。
というわけで、ごがくゆうも考えさせられる人間ドラマ的なのがいいな
ハo´ 。`ル<ハルは本当はこんなことしたくなったんだよ…ハル悪くないよ…悪いのは鞘師さんだよ…
ノノ∮‘ _l‘)<ごがくゆう??チャンチャラおかしいですわ!ごがくゆうなんて思ってるのはりほちゃんだけですのよ!
お姫様に産まれただけでそこに座って…ミズキたちの気持なんて一生わからないですわよ!お姫様
川c ’∀’)<いっただきまーす!
ノハ*゚ ゥ ゚)<いつも褒めてたのは全部ウソ!ウソ!ウソ!褒められて嬉しかった?楽しかった?自分がすごい人間だと思ってた?
ノリ*´ー´リ<一生ごがくゆうだと思ってたのに‥
こんな感じだと嬉しいけど、こんな役をやってもらいたくない気もするから、普通に楽しい舞台でいいや。
さてタクラマカン感想へ ネタバレ注意
このタクラマカンのテーマは最初は差別は良くないからやめようねーってテーマだと思ってんだけど。
冷静に考えたらもう一つテーマがある気がしてきました。
もう一つは「変化」との戦いかなって。
変化するにはエネルギーがいるわけで、のエネルギーは大変なことだよって
この舞台には「変わりたい人」「変わりたくない人」がいて
「変わりたい人」
月野さん、新垣さん
「変わりたくない人(現状を受け入れた人)」
シラタキ、ジジイ、舞美ちゃん、その他
で「変わりたい人」月野さんが、みんなを変えて月野さんの正しいと思う方向に導くストーリー。
って考えるともはや主役は月野さんだなーむしろタイトルは月野さんの憂鬱でもいいんじゃねーかってしてくるくらい。
ですごい印象に残ってるのがリクの存在
あいつすげーむかつくんすよね!本当にゴミクズやろう。
体を売って食べ物を稼ぐシラタキに対し、「食べ物くれよー舞美ちゃんだけじゃみんな養えないよ」とか言い出す始末。
でもこのリクってやつは典型的な浜辺の住人を表していたんだなーって気付きました。
つまり、浜辺の住民は物乞いみたいなやつらでその状況に疑問を感じていない。
ハルキも最初はそんな感じ。
ジジイもそう。
ジジイの名セリフ「あの国に向かっているのか、あの国が向かってきているのか、わからないのがせいかーい!」っていうのも
別に何が正しいかわかる必要がないってことなのかな、わからない今を受け入れるってことなのかなって。
新垣さんは現状が良くないのは知っていたけど、変え方がわからない。
ただ、月野さんが頑張った結果。
みんながどんどん変わっていく。
でも変わりたくない人もいるんですよねーシラタキとか。
やっぱりどんなクソな居場所でも今いる場所、積み重ねたものを捨てて変わっていくってのは大変エネルギーがいるわけで、そこの境地に達せず反発する人もいるよね。
ただシラタキはカラスの件があるから、単純に変われなかったカラスがハズキにとられた結果、自分が今まで頑張ってきた古い体制での積み重ねたものが失われてしまうみたいな。
つまり相手を尊重して色々物事を進めないと失敗するってこともあるかもしれない。
というかカラスはやりすぎ>w<今まで具のあるおかゆ食いまくってあれかよ><
カラスだって夜の街で用心棒とかしてんだから、どうしてシラタキが具のあるおかゆを準備できたか知ってたはずなのに…
って考えるとなんだかんだいって一番の悪人はカラスな気がしてきたw
一見ハズキとの美談に見えるけど、カラスは町生まれのきれいなねーちゃんが好きなだけだな><
舞美ちゃんは変わりたくない人が変わっていく月野さんのすごさ正しさを表すための存在。
でラストの舞美ちゃんがダークサイドに落ちるまでのエピソードだけど、
敢えてあそこで月野さんの今までの頑張りを敢えてぶっ壊しバッドエンドに持っていった理由。
まぁ舞台的に面白いからってのもあるだろうし、起承転結の転を作らないといけないからってのもあるだろうけど。
後殺陣もしたかったんだとも思うw
舞美ちゃんカッコイイ!
あのラストにもっていったのは
①月野さんのやり方が悪かったって言いたい
②大きな体制には勝てない
のどっちかかなとも思いつつ
①で。
月野さんは、駆け足すぎた気がする、もっとハルキを教育して今自分のおかれている立場をわからせた方が良かったような。
ハルキは調子にのっちゃう性格だから、お前らあぶねーから近くの街で目立たないようにお金つかうくらいにしとけよーってくらいにしとけばよかったのに。
やっぱり変化ってのは一気に進めちゃうと反発も大きいのかなーって。
ゆっくり変えていくべきかな。
自分たちの居場所にハマベーズがいきなりきたら嫌だよね。
いうたら、モーニング娘のコンサートにAKBが入って歌うみたいなもんか。
でラストに希望が全くないわけでなく、新垣さんに全ての希望を預けて海へ送り出す。
そこでさりげなく、教育が大事と告げる月野さん、まじ立派だわ。
教育があれば、リクとかハマベーズももっと早く自分の置かれてる状況に気付くわけで、教育って大事だと思いました。
比較的まともな正義感をもった新垣さんも教育がないから何していいかわからなかったし。
何か最初の公開が何十年前だったって話を聞いたから、メインテーマとしては差別はいけないとか教育は大事っていうのだったのかもしれないな。
でも自分はこの作品から変化の大切さ大変さを教えてもらいました。
会社でもヲタでも今の状況に甘えてしまっている人と、色々変えていこうとする人がいて
別にどっちが正解でもないわからないのが正解な気もするけど。
良い方向にしていくのは正解だから良い方向に変えられる人間になりたいと思ったのでした。