昨日はなかなか眠れなかった。
4人部屋に1人っていうのが原因ではない。
22時消灯。でも、なかなか電気は消えない。詰所病院の方では看護師さんたちがバタバタしている。急変患者⁉️それとも…。ようやく電気も消えて。
朝方目が覚める。まだ、6時までひと眠りできる。
6時、病院病棟の電気が点く。
いつもなら看護師さんが、来て何やら聞いていく。
けど、今朝はいつもと違ってた。ベッドのカーテンを締めてはいたが。
カーテン越しに話しかけてくる。それは決して悪くはない。いつもと違うのは…。
明るい声で看護師「変わりないですか?」
私は「はい」と眠気まなこで答える。
看護師「あまり接触しない方がいいからね
と。両手を振っているのが分かる。
予防のためなのか…。
看護師。看護。看。『看』この字、「」と「」。
接触を避けるのは分かるが、患者に接する、(感染を防止する意味で)それができないなんて辛い状況なんだと痛感した。
寂しい気持ちになった。看護師も辛いだろう。接したいが、感染予防ということでは感染していない患者との接触は避けなければならない。
今、こうやって治療を受けられ、食事も食べられる。幸せなことなんだ。
早くて元の日常に。みんなが『当たり前』の元の生活を送れるよう。そして『当たり前』に感謝して。