昔の話にはなりますが、ちょっと載せます。
何年前になるのかな?5年前?もう少し前。
入院して手術することになりました。
その病院は子供の頃から診てもらってた病院から(医師が定年で辞めて、新たな先生に引き継がれた先生の紹介。僕よりも詳しい先生がいるからということで)紹介された病院。
初めて診察。今までのデータ持っては行ったけど一応、MR等撮影。
すると、「これ以上放置できない。メスさえ入れられなくなる」と。バタバタとそういうことになり、会社に説明して入院することになった。腫瘍が大きくなり過ぎてた。
私の病気はレックリングハウゼン病。症状は右足に大きくでている。臀部から全部。
大腿部分と膝下と2回に分けて手術しなくてはならなくて。
体の負担や時間がかかり過ぎる等から。私としては一回でしてもらいたかったけど。
術後、幹部の処置をしてもらう。
ある看護師が私にこう言った。
「女の子なのにスカートはけんね」と。
私はカーッとなった。その看護師になんて返したかは覚えてない。頭にきて。正直、スカートなんてはいてみんなの目に晒してはいけない足。
けど、子供の頃から診て貰ってた医師は私に
「スカートを履かせてあげたい」とある看護師に話していたらしい。その看護師が話してくれた。私はその医師の気持ちが嬉しくて。
医師のおかげでかなり変形していた足もあらゆる手を尽くして矯正してくれた。だから、その退院後はスカートだって履いてみた。その医師の診察の時にはスカート履いてった。
なのに、私に「スカートはけないね」という看護師の言葉に頭に来た。自分のことよりも医師の気持ちを踏みにじられた気がして。悔しかった…。
母に話した。けだ、母は…。姉に話した。
「はぁ?!」と一緒になって怒ってくれた。姉は言った。「それ、師長に話すべき」と。なので、私は師長に話した。師長は謝ってくれた。
当然だ。看護師というもの、患者にそんなことを言うべきではない。看護師なら患者のケアが仕事だ。心のケアもできない看護師なんて…。
そして、そのもっと前。
子供の頃から通院していた病院で入院。その時も腫瘍切除目的。
その時に急患で運ばれてきた患者さんがいた。同じ部屋になり。ちょっと変わり者の年配の人。
私の足を見るなり…。
「(右)足が大きいね〜!!顔は小さーいのに!!」と。顔に力を入れて言われた。
私の左足は一応は普通。右足はデカイ。左と比べると2〜3倍は違うかな?と。
そんな言い方ないやろー!!!!
これは流石に堪えた。
辛い。面と向かってそんな言い方する人ってなかなかいない。みんな思ってても言わないか、言っても同情心を交えた言葉だ。
悲しい思い出。辛い言葉。けど、事実ではある。自分だって、そうだとは思う。けど、赤の他人に言われるなんて…。
みんなもこんな思い、した事ありますか?