10週0日。
前回、心拍確認できているのもあり、比較的不安も少なく穏やかな気持ちで受診。
いつものように内診台へ。
「あれっ」
と先生。
ちょ、なになに…嫌だよ
一気に気持ちが急降下。
まさか、心臓が止まってるとか…
「二人いるね」
は??
「ほら、ここに一人、ここにもう一人…」
あ…ほんとだ
えええええーーーー!!!
うそでしょーーー
「これは大変なことになりました」
と先生。
た、たいへんなこと…
以下、先生のお話。
・一卵性の双子である
・双子の種類は3種類あって、私はMDツイン(恐らく)
DD(二卵性)
MD(一卵性で部屋が分かれている)
MM(一卵性で部屋が分かれていない)
一番リスクが高いのはMMだが、MDもリスクが高い。
・この病院では双子の出産を扱っていないので、転院しなければならない
・帝王切開になることが多い
・早めに管理入院になることがあるので、上の子の預け先など、どうするのか家族で話し合っておくとよい
・次回までに転院先を決めることと、母子手帳をもう一冊もらってくるように
大体、そんなお話でした。
先生は「見落としてました、すみません」と謝られました。
私は後になって双子だと判明した話をこれでまでの人生でよく聞いていた(ような気がしてた)ので、先生の見落としとはこれっぽっちも思いませんでした。そういうもんなのかな?みたいな。
なので、謝られたことにちょっとびっくりしました。
謝られるようなことなんだ…
誠実な先生なのかな
それほど双子妊娠ってリスクが高いってことなのかな
その時はそんな風に考えていました。
でも
さっき、恐らくMDツインと書いたのは、先生いわく前回までの診察で判明していれば、より確証を持って診断できたからだそう。
(そういうものなのかな? その後もどう見てもMDにしか見えないからよく分からない)
すでに10週、見る限りMDに見えるけれど、絶対とは言えない…
みたいなお話でした。
私はこの時、MDとかMMとかDDとか、まだ何のこっちゃな感じで、事の重大さが分かっていなかったのです。
今となっては、双子ママ界の常識レベルの話だと(勝手に)認識してます。
転院先探しの時にも、電話口で必ず聞かれました。
DDしか受け入れない病院もあったくらいです。
まぁでも10週で分かってまだしも良かったのだと思います。
何故なら遅くなればなるほど、転院先探しが難航した恐れがあるからです
双子妊娠と判明したこの日の気持ちはきっと忘れることはないと思います。
衝撃と不安
それに尽きました。
娘の出産が比較的安産だったこともあったし、良い思い出の方が強くて…
またこの病院で出産できると思ってたので、突然転院しなければならなくなり、ショックでした
帝王切開も不安
様々なリスクへの不安
無事に育つのだろうかという不安
2歳児と0歳児2人を同時に育てることの不安
私が管理入院になってしまったら。
まだ一歳台の娘と長く離れることになる…
つわりが終わったら、たくさん遊んであげようと思っていたのに。
ネガティブな感情ばかり
嬉しいという気持ちが出てくるのは、まだまだ後のことでした。
双子達、ごめんね
今は二人を授かれて幸せだし、前向きに乗り越えていこうと思っています