HaruCollabo日和 | 五感で整える睡眠とからだ

HaruCollabo日和 | 五感で整える睡眠とからだ

ヘルスコーチ・薬剤師・整体師・ガーデナーとして、睡眠、食事、運動、香りを通じてからだとこころのリズムを取り戻すためのヒントをお届けします

栄養不足の肥満は、食事制限だけでは解決できません。

 

必要なのは栄養を満たす習慣”です。

 

 

ダイエットは必要ない?ってどういうこと?

 

ズバリ!必要な栄養素を満たすだけで、

 

からだはどんどん良くなっていくということOK

 

 

クローバー最近、太ってきちゃった・・・汗うさぎ

 

年を取ったからかしら・・・同じ量しか食べてないのに体重が増えてくる ・・・

 

ってお悩みを伺いました。

 

どうですか~?

 

同じお悩み抱えている方いらっしゃいますか?

 

 

1.食べないと痩せると思われがち。

 

そして食べていないのに太ってくる。

 

 

それって実はよくあることなんですよね。

 

そしてなんとそれは、栄養失調の肥満っていう可能性もあるんです。

 

・飽食の現代において、栄養失調?って?

 

・栄養には気をつけているよ

 

って思う人もちょっと聞いてね。

 

私たちの体は食べたものでできている

 

って良く聞く話だけど、

 

食べたものでできていますが、さらに吸収できたものでできているというわけです。

 

食べても吸収できる状態になっていなければとりこむことはできないのです。 

 

栄養が吸収できない理由は?

 

ズバリ、消化力の低下、なのですが…

 

そこも少し複雑なんです。

 

そこで腸活って話になるのですが…

 

腸活やっているのに結果が出ない、っていう方の声も良く聞きます。

 

腸活の目的は代謝物なのです。

 

その先にあるのが栄養素の不足なんです。

 

もう頭ぐるぐるですねうずまき

 

 

 

2.  栄養不足の肥満は痩せないという現実

 

身体の働きが栄養素の不足により低下しているのです。

 

そしてその一番現代人に不足しているもの、

 

ズバリミネラルとビタミンとたんぱく質です。

 

現代人の食事のバランスにも問題があるのです。

 

ミネラルの話をもう少し深掘りしますね。

 

 

クローバーなんでミネラル不足になっていったかって話ですが、

 

ひとつはね、戦後、専売公社により安く塩を作る技術が開発されたんだよね。

 

純度が高い塩をイオン交換膜を使って安く作れるようになったの。

 

それまでの塩づくりって大変だったの。力仕事。

 

塩って大切だったんだよね。

 

塩の道とか塩のついた名前の土地ってありますよね・・・

 

それくらい命にとって大切なもの。

 

給料の語源のサラリウムは塩のことを意味しています。

 

そこからサラリーマンという言葉が生まれたのよね。

 

給料欲しくない人いないよね・・・

 

生きるためには塩は人間には欠かせないものなのです。

 

特に日本の風土にはね。

 

病気で寝込んだ時、食べられないときの病院で受ける点滴も、

 

おうちで食べる梅干しのおかゆも基本 塩と水。

 

最低限 水と塩は生きる上では必要ということ!

 

梅干し粥は少し進化していて、クエン酸と炭水化物が加わっている。

 

アイソトニック飲料やハイポトニック飲料の原点ともいえるものです。

 

塩の話はまた次のブログに書きますね。

 

 

3. ミネラルを意識した食生活

 

ミネラルはいつもホールフードでとってくださいねって言っています。

 

ミネラルって体には必要なんだけど、取り扱いが案外難しいの。

 

塩だって摂りすぎたらいけないし、バランスが大切なの。

 

不足している場合は、最初は補給のためにサプリは必要なケースが多いんだけど、

 

カルシウムばっかりとってもいけないし、亜鉛ばっかりとってもダメだし、鉄ばっかりとってもダメ。

 

拮抗ミネラルってね、多すぎたら足を引っ張ったり、喧嘩したりするのよ。

 

たくさん摂りすぎると腎臓に負担がかかることもあるの。

 

サプリでとる場合は、原材料をしっかり確認してね。

 

そして不調が改善されたら、サプリの量は控えめに。

 

食生活でコツコツ少しずつバランスよくとっていくことが大切なの。

 

 

 

4.おすすめ

 

塩は伝統海塩をお勧めします。

 

少しお高いけど、たくさん食べるものじゃないから。

 

そこは少し頑張って、健康でいるために投資しよう!

 

そして伝統海塩を使った調味料を使う。

 

さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌) の調味料は良質なものを選ぶ

 

日本の伝統的な乾物などを活用する。

 

いつもの料理が、一味おいしくなりますよ!

 

空腹を満たすだけの食事から脱出しましょう!

 

そして健康で生き生きした体を手に入れましょう!

 

ご機嫌な体調はあなたを幸せにしますよ。

 

 

クローバー今日からできる小さな習慣

 

今ある調味料を、少しずつ切り替えていくことから始めませんか?

 

 

痩せるために必要なのは

 

”減らすこと”ではなく”満たすこと”

 

ミネラルを意識した習慣が、健康を体型を整える近道です

 

 

 

次回は”塩と健康習慣”についておつたえしますね。
 

 

 


 

 

ヘルスコーチ・薬剤師・整体師・整体サロンHaruCollaboの西本春子です。

 

プロフィールはこちらです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兄の体験を振り返りながら、日常の小さな不調にも目を向けたいと思いました。

 

目が疲れるんだよね・・・

 

足が攣るんだよね・・・

 

夜よく眠れない・・・

 

 

クローバー前回からの続きです。

 

9月末に中央アルプス登山中に急死した兄の話です。

 

ひと月前に受けた健康診断ではオールAだと喜んでいた兄が、その数か月後に突然亡く

 

なった死因についての考察です。

 

山が好きなのと同じようにお酒が好きでタバコも好きな人でした。

 

少し前から

 

最近足が攣るんだよね

 

最近目が疲れるんだよね、見にくいんだよね、夜眠れない・・・とは言っていました。

 

足が攣るって健康診断では項目ないのです。

 

実は、健康診断がよくても、安心はできないということがわかってきています。

 

日常に不調があるのですから。

 

脳梗塞になったとか心筋梗塞になったとか、

 

健康診断で引っ掛からなくても起こるのです。

 

そしてそのまま逝ってしまうこともあるのです。

 

 

足の攣りに効く漢方薬の芍薬甘草湯を兄はいつも登山には携帯していました。

 

(芍薬甘草湯:緊張を緩める薬・足のけいれんや腹痛などに使われる)

 

今回の登山でも飲んだ形跡がありました。

 

でも命を落としてしまったのです。

 

 

クローバー足が攣るってどういうこと?

 

よく正座をして足がしびれる感じってありますよね。

 

あれは明らかに外因的に足の血行が悪くなっているってわかりますが、

 

足が攣るって、内因性なんですね。

 

でも、起きる現象としては

 

血流や体液の流れがスムーズでなく神経を圧迫して攣縮(痙攣をおこして筋肉が縮こまる)を起こしている。

 

クローバーその原因は

 

ミネラル不足や、脱水、神経伝達異常、冷え、血行不良。

 

必要なものが組織に届かないことによる身体の反応です。

 

運動などでたまった疲労物質が取り除かれないことによる場合、水分を取り、温めて血流を回復することで改善するし、

 

必要なミネラルが不足する場合はミネラル補給に気を付けることで防ぐことができます。

 

冷えが原因の場合は温めると収まってきます。

 

逆にマッサージなどで筋肉を刺激すると痙攣が悪化する場合があります。

 

神経伝達異常の場合は神経が慢性的に機能低下を起こしているため、さらに深いケアが必要です。

 

たびたびなる方は原因がいくつも重なっているからなのです。

 

でもこういった現象は人間ドックなどの健康診断では見つからないものなのです。

 

そしてそのことをきちんと向き合ってくださる医療機関も少なくて、漢方薬(芍薬甘草湯)を出しておくよという程度のケアになっているのが現実です。
 

 

本当は、日常に違和感を感じていることを認識して対策を打っておくことが大事なんです。

 

このような症状が現れるときに、水面下で体の中で何が起きているのかを予測しておくことが未病ケアとして大切なのです。

 

 

クローバー話は本題に戻ります。

 

亡くなったその日は、登山3日目で、翌日には仕事に戻らないといけないので、

 

その日のうちに下山しなくてはいけなかったのですが、

 

亡くなったであろうその日は悪天候だったのです。

 

前日までの足の疲労と、気温の低下、雨、強風、2750メートルの低気圧は、足を攣

 

らせる条件はそろっていました。

 

日程に余裕があれば1日山小屋に延泊して天候の回復を待つという手もあったかもしれ

 

ません。

 

 

前日に泊まった、標高2500メートルの山小屋には温泉はありません。

 

疲れた体をケアする習慣がなければ、足の疲れがたまったまま次の日を迎えたのだろう

 

と想像できます。

 

山小屋を出て数キロ、数百メートルの高さを登り、想像するに足が攣ったのだと思うのです。

 

医師の死体検案書には不詳の内因子と記載がありました。

 

CT検案の結果、心臓や脳ではなかったのです。

 

そして安らかな顔、痛みや苦しみを感じていない姿だったんです。

 

足が攣り、動けなくなって、雨に濡れた体は急速に体温が奪われ、低体温症で眠るように逝ったんだと思うのです。

 

山はまだまだ携帯電話の圏外である場所が多く、助けを求められないケースも多々あります。

 

このことから、足の攣りが命を奪うということがお分かりにいただけるかと思います。

 

実際、運よく連絡がつくところで症状が起きたら、

 

足が攣ったと登山中に山岳救助隊を要請するケースはかなりあるのです。

 

 

クローバー今回このお話を聞いて、セルフケアってなに?

 

って思ったら、ご自分の生活習慣を点検してみてください。

 

当たり前の暮らしの中に、ご自分の体をいたわる暮らし方が足りないかもしれません。

 

 

クローバーご自分の体の異変を感じた時に、相談するところは医療機関と考えてしまうことが多いのですが、

 

気のせいだと片付けられてしまうときは、

 

医療ではないセルフケアという視点、医療を知っているしセルフケアを提案できる

 

ヘルスコーチに相談するという選択肢もあります。

 

クローバー身体の不調はおくすりだけが治療方法ではなく、まずは自分の体を整えることが大

 

切なのです。

 

クローバー日々の小さな不調も、セルフケアで整ていくことが未来の安心につながります。

 

クローバーまずは、食事のミネラルを意識してとることをお勧めします。

 

 

ヘルスコーチ・薬剤師・整体師・整体サロンHaruCollaboの西本春子です。

 

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1か月前に登山中に急逝した兄の部屋の片づけ・・・その2

 

兄のひとり暮らしの部屋の片づけは終わり、賃貸ワンルームはお返しできました。

 

次は実家の兄の部屋にとりかかります。

 

生前兄は、家族中に、部屋は触るな捨てるな宣言をしていたので、何があるかはよくわからず、一部屋だからとなめてかかっていました。普段住んでいたワンルームの部屋にモノがたくさんあったので、たいしたことないだろうって思っていました。

 

人の性分とは、どこでも同じなのでしょうか?

よく見るとここでも部屋のあちこちに段ボールがあって、そこには書類や資料がぎっしり。

 

立ちはだかる本人はいないのですが、高齢母が思い出を強調し、なかなか捨てられず。

「使うとか、使わないとか、役に立つとか、役に立たないとか、そんなことはいいから、捨てないで・・・」

 

兄の記憶をもうこれ以上失いたくない・・・

それは、母の静かな願いであり、愛のカタチなのかもしれません。

 

 

兄が兄であった記憶を残せばいいんじゃないか、思い出を残せばいいんじゃないかと思っていましたが、そのレベルは人により異なることを実感。

 

片付けの壁はここにもあった。

 

 

 

それでも部屋の段ボールを片っ端から片付け、書類を仕分けし、使わない家具を粗大ごみに出したら、またその先に書類。

箱を片付けたらその先のクローゼットにも、ぎっしり雑誌の山。

子どものころからの雑誌まで。ちょっとエッチな本まで。

押入れの天袋にも書類や雑誌がぎっしり。

 

腰が悲鳴をあげそう・・・

 

クローゼットから室内に運んだら、部屋が雑誌だらけに足の踏み場もない。

紙を古紙回収の出すために束ねる紐も何個使ったか・・・

 

古紙回収の日は週に1回。今日も近所の収集エリアに何十回往復したかわからないけど、まだまだ終わらない。

クリーンセンターに運ばないと片付く日はいつになることやら。

次はクリーンセンターに運び入れよう。

 

片付けにまだ終わりが見えないところで、今度は高齢母が転んで骨折をしてしまった・・・

 

これからもまだまだ気を緩められない日が続きます。

こんな時はアロマをたいて、音楽を流して自分を取り戻しましょう。

 

そして母にも、痛くないところにアロマでマッサージ!

おかあさん・・・

 

手放すことは、愛を手放すことではないの

 

何から何まで残さないと生きていた証がなくなるわけではないの

 

これからを生きる人の暮らしのために整えるのよ

 

お兄ちゃんがいる感じ、そしてその空間が心地よくあることが、私の目標。

 

伝わったかな・・・

 

片付けをしながら、供養をしながら・・・対話をしながら・・・心の旅

 

 

心を整え、記憶と向き合い、幼い私や、幼い兄がふと飛び出してくる。

 

そんな瞬間に、人生の尊い時間を過ごしていると感じるの。

 

足の施術をおろそかにしていた私の油断。

痛みを訴える左手はいつも施術していたのだけど・・・

骨折していたのは、右手小指の甲の部分。利き手で不便だけど、寝たきりにはならないみたいで、少しホッとしています。お兄ちゃんが守ってくれたかな・・・

これからは足の施術もちゃんとさせてもらうね。

 

兄がいなくなって心細さを抱えている母。

そんな中で、母自身が「気のゆるみがあった」と反省している姿に私は胸が締め付けられました。

 

そしてそのことが結果的に自分の体に不便を招いたと母自身が受け止めているのです。

 

まだまだ心の傷が癒えません。

 

でも、私は私にできることを丁寧にしていこうと思います。

 

そして、母が自分の力でできることをそっと見守りながら、支えていきますね。

 

 

 

 

ヘルスコーチ・薬剤師・整体師・整体サロンHaruCollaboの西本春子です。

 

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