CA受験において私が何よりも大切かつ難しいと感じたことは、「自分を知る作業」でした。

 

「自分を知る」ということは、自分の考え方や思いをより深堀りし、自分の言葉で伝えられるようにする、ということです。

 

面接では、

 

・なぜJALを志望するのか。

・JALに入社して挑戦したいことは何か。

・今までで最も力を注いできたことは?その理由は?

・最近感動したことは?

・先輩から注意や指摘をされたことはあるか?

理想のCA像は?

・あなたは友達にどんな人と言われますか?

 

などなど…自分に関わる質問をありとあらゆる角度から問われます。

 

 

こうした質問に対応するには、日頃から「自分を知る作業」を積み重ね、

 

どのような出来事に心が動くのか=今の自分

またどのような人柄になりたいのか=理想の自分

 

現在と未来のどちらの視点も踏まえて私自身を見つめて向き合う作業が必要となるのです。

 

 

私の場合はJALの既卒募集がかかる2~3ヶ月ほど前からこうした「自分を知る作業」をスタートしたので、「ここまでやったなら大丈夫。」と思えるような準備をもっとしたかったのが受験前の正直な気持ちでした。

 

 

*特に既卒受験の場合はいつ募集がスタートされるか予測がつかないところがあるので、まだ大丈夫〜 とのんびりしていたり、私のように「CAになるぞ!」という覚悟を決めるのに時間がかかってしまうと、準備する時間が十分に取れないまま受験、ということになりかねないのです。

 

 

では、どうすれば「ここまでやったら大丈夫。」と思えるような準備が出来るのか。

それはノートに日頃から感じたことをどんどん書いておく、という作業をオススメします。

 

毎日の生活を送るなかで私たちは様々な感情に出会います。

 

嬉しいな♪

なんかイライラするな…

疲れたな。。。

すごくワクワクするな!

ホッとするな〜

羨ましいなぁ。

悲しいな、、、

もっと頑張りたいな☆

 

などなど…たった1日のなかでも意識してみると上に書いたような感情全てを感じることもあると思うのです。

 

ただ忙しい時間を過ごすなか、その一つひとつに向き合って感情を味わう、ということはなかなか難しい&面倒なので、普通はそこまで自分の感情に向き合うことはないと思います。

 

けれどもいざCA受験の際にたくさん飛んでくる質問はそのほぼ全てが「あなたはどう感じたか・あなたはどうしたいのか=自分自身の心の動きや感情」に関連することばかりなので、急に言われると戸惑い答えられなくなってしまうのです。

 

だからこそ準備をしておくことが大切です。

 


そして日頃から自分が感じたことをノートに書いておこう!と意識すると、周りで起きている様々な出来事に自然と関心を持つようになります。

 

自分はどういったことに感動するのか、なぜそう思ったのか、自分だったらどうするだろうか…

 

 

身近な出来事に注意深く接し、自分の感情を意識して味わうことを続けてみると、面接でよく聞かれる代表的な質問への答え方もきっと変化していくと思います。

 

・自己紹介を含めた自己PRをしてください。

・これからの航空業界に必要なことは何だと思いますか?

・友人が悩んでいるとき、あなたはどうしますか?

・仕事でストレスを感じたり、失敗した時にはあなたはどのように発散していますか?

・最近嬉しかったこと悲しかったことは?

好きな言葉は何ですか?

 

上記のような航空業界だけに当てはまらない、様々な企業の面接の場面でもきっと応用出来る=あなただけの答え方、が出来るようになっていくと思います。

 

時間をかけて少しずつでも「自分を知る作業」を積み重ねていくと、どのような質問に答えるときも「私はこう思う!」という気持ちに迷いがなく自然と自信がついてきます。

 

ぜひ今日から「自分を知る作業」をスタートし、本番を迎える時には「ここまでやったから大丈夫。」と思えるような準備をしていきましょう。