京都非公開文化財特別公開、続きます^^v
 
 
今回は、 有名な茶室 「閑隠席」 のある大徳寺塔頭 「聚光院(じゅこういん)」 です
 
 
 
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「聚光院・表門」 です
 
臨済宗大徳寺派のお寺で、1566年、三好義継(よしつぐ)が、
 
父、長慶(ながよし)の菩提を弔う為に建立し、
 
大徳寺第百七世笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)和尚を請じて開祖としたお寺です!
 
 
 
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大徳寺・本坊です^^
 
写真が少ないので、こちらも載せますw
 
 
 
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「表門」 の見返りです^^
 
笑嶺(しょうれい)和尚に参禅した 「千利休」 が檀家となって多くの資財をよせ、
 
以来当寺は 「茶道三千家の菩提寺」 となっている♪
 
境内には 「利休」 の墓を中心に三千家歴代の墓所があり、
 
毎月28日には、三千家交替で、利休忌法要が営まれ、法要後、呈茶がある^^
 
 
 
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「方丈」 に続く参道^^
 
石畳が美しい~~♪
 
この先、お決まりの、写真撮影禁止になります
 
しかも、ここは、建物だけじゃなく、お庭も禁止なんです
 
 
 
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ということで、この写真は、パンフレットを写しました^^;
 
「方丈庭園・百積の庭(ひゃくせきのにわ)」 です♪
 
狩野永徳の下絵を元に、千利休が作庭したと伝わります!!
 
枯山水だけど、白砂じゃなく、一面の苔に覆われています^^
 
写真中央奥の小さな木は、 「沙羅」 で、元は千利休お手植えと伝わる名木があったが、
 
昭和38年に樹齢380年にして倒れ、その後、すぐに植えられたが二世も平成9年に
 
倒れ、現在の 「沙羅」 は、三代目です♪
 
 
 
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こちらは、重要文化財の茶室 「閑隠席(かんいんせき)」 です
 
(こちらの写真も、パンフレットのものです^^;)
 
 
1742年、利休の150回忌に当たり、表千家如心斎が寄進したものと伝わる^^
 
利休好みの三畳台目の茶室で、点前座に中柱を立て炉を上げ台目に切っている!
 
天井は、野地板張り白竹打上げ平天井、窓は、床の横の墨蹟窓(ぼくせきまど)
 
躙口(にじりぐち)上にある、連子窓(れんじまど)のみという素朴な造り^^
 
 
この 「閑隠席」 の隣りには、 「桝床席(ますどこせき)」 がある^^
 
(でも、写真はありません^^;)
 
 
今回、ここを参拝した最大の目的が、この茶室を見る事です^^v
 
いつまで見てても飽きない、素晴らしい茶室でした!
 
ただ、茶室の手前の部屋が増築されたもので、茶室が単独であるのじゃないので少し残念
 
 
他にも有名なのが、方丈内の襖絵で、狩野永徳筆の 「花鳥図」 をはじめ、
 
狩野松栄筆の 「竹虎遊猿図」 他、桃山時代の代表的障壁画
 
四十二面で飾られ、いずれも、国宝や重要文化財に指定されている^^
 
 
普段非公開なので、一度見てみたかった茶室が見れて大満足でした
 
特別公開は、11月11日まですよ・・・♪
 
 
                                            撮影日:11月4日(日)
 
  Data
    聚光院(じゅこういん)
       住所:京都市北区紫野大徳寺町58
       TEL:075-492-6880
       交通:市バス 大徳寺前バス停下車 徒歩約6分
       駐車場:有(有料)
       拝観時間:午前9時~午後4時
       拝観料:大人800円