私は4月に初の体外受精を控えておりまして
今はその前周期にあたります。
経口ホルモン剤の内服(3/7~17までの10日間服用)が終わり、
次の生理開始を待っています。
生理が開始したら排卵誘発剤の注射の開始日が決まるようです。
今は3/13から開始している点鼻薬ブセレキュアのみなので、
今日はこれまでの不妊治療を振り返りたいと思います
2018年4月(35歳0カ月)
各種検査/第1回目タイミング療法
人工授精までは、近所で評判のいい産婦人科医へ行こうと決めていました。
初めは夫婦が考えている治療方法や方針などを病院に伝えます。
(タイミング療法を何回して、人工授精はいつから開始など)
そして治療はまず、夫婦それぞれの検査から。
血液検査やホルモン検査、精液検査。
この第1回目の精液検査、今や私たち夫婦の間では
必ず笑いが取れるテッパンネタなのですが
(笑いに貪欲な関西人の性www)
この話は長くなるのでまた後日
私は初回の内診で3cmと1cm×2個の子宮筋腫があると言われましたが
位置も問題なく、このくらいだと妊娠したら小さくなるから大丈夫よとのこと。
そして初回検査の結果、私と夫どちらも検査で分かる異常は見られないとのことでした。
この間に卵胞が大きくなってきたので1回目のタイミング療法を行いました。
2018年5月
卵管造影検査
前回のタイミング療法は失敗。次は第1の関門、卵管造影検査です。
ものすごく痛い検査と噂に名高い卵管造影検査
卵管造影検査とは
卵管は卵子と精子が出会って受精する場所なので
もし両側とも卵管が詰まっていた場合、受精することができなくなるので
自然の妊娠は難しいそうです。
卵管に異常があると、その後の治療方針が全く変わってしまうので、
この検査で卵管の状態を確認し、治療方法を決めていくので
初期段階に受ける検査ということです。
そして検査当日、
朝は絶食、お水は飲んでもいいと言われていました。
家で飲んできてくださいと言われたロキソニンを飲み、
痛み止めの座薬を病院のトイレで自分で入れ、いざ検査室へ
(この時点で痛い検査ですよごめんね、と言われている気がする)
私は超ビビりなので逃げ出したい気持ちを抑えながら
腹をくくって検査室へ入ると。。。
レントゲンを撮る機械の下にガラスのような台があり、
そこに座った状態から上半身だけ寝転んでくださいと言われる。
院長先生(女医)が入ってきて、『はーいちょっとごめんね~』と
私の足をスッと開きながら、緊張しないように配慮してくれているのか
ずっと話かけながら作業を進めていく。
先生
『はい今から管が入っていきますよ~ここから造影剤流れますからね~、』
わたし
「は、はいぃ」
(管!ドキドキ。。。でもまだ大丈夫。。。)
先生
『緊張してる?この検査聞いたことある?』
わたし
「ち、ちょっと、、、痛いって聞いたことあったので」
先生
『ぜーんぜん思ってるより大丈夫よ♪ちょっと痛めの生理痛いくらいかな?
はい、今から造影剤が卵管に入るようにちょーっとお腹に圧かかりますよ~』
私
「はい。。。」
(ん?まぁそやな、、、大丈夫かも
ほんまや生理痛ぽいのキタキタ!いける!
ん?いけるか?
ちょ、ちょ、ちょ)
(いったぁーーーーーーーーーーーーーー)
いやいやいやいや
嘘つき!嘘つきぃ!生理痛どころの騒ぎやない!!!
感じたことのない痛みが急にどーんとお腹の中に
目の前に星がチカチカ
すぐに隣にいた看護師さんが私の手をぎゅ!!と握ってくれ、
「大丈夫よ~鼻からゆっくり息吸って~、はいて~」とその通りにすると
不思議と痛みがスーッと楽になりました
その後、造影剤を入れ終わると先生は
『そのまま!頑張って動かないでね!』と言ってガラス越しに見えている
レントゲンを撮る部屋へ入りバシャリ。
撮れた画像を確認しているのか、先生と看護師さんはまだ入ってこない。
裸にガウンで薄着の上にガラスの台が冷たくて寒い。
下半身に管やら何やら突っ込まれてるけど、まだ動かず待つ私。
(はやく、はやくぅ。。。この状況からはやく開放されたい)
すると先生が再び入ってきて
『ごめんね、なんでかな~ちょっと動いちゃったのかな?画像がぶれてしまっててね
はっきり撮れてなくて。。。でも痛いよね?今度にする?』
なんやてーーーーーーーーー
いやいやいや無理無理無理
てゆうか私絶対動いてない。ほんまに動いてない!!
はぁ?!撮れてないやてぇあーんと心の中でブチ切れるも
後日にするか?いやいやいや
後日なんて絶対無理!逆に怖すぎる!どうせ痛いなら今日終わらせたい!
心の怒声とは裏腹に、蚊の鳴くような小さな声で
「今日終わらせたいのでもう一度頑張ります」と言うと
先生
『わかった!もう造影剤は入ってるから、すぐ!すぐに終わらせるからね!ごめんね!
またそのまま動かないでー!!!』
バタン!バシャリ
『あ~次はキレイに撮れたよ~♪痛かったねお疲れさま~』
嘘つきという目で見る
私の股から風のようなスピードで管や器具を片付ける先生w
検査が終わり、まだ痛みが残るお腹をさすりながら診察室に呼ばれると
『右側の卵管が少しだけ通りが悪いところがあるようだけど、
完全に閉塞しているようではないから大丈夫やね
もう1、2回タイミング療法して
次は人工授精にステップアップでいいかもね』
ホッ。。。痛かったけど閉塞していなくてとりあえずよかった
これから卵管造影検査を受けられる方には
怖がらせてしまうような記事になってしまいましたが
私は子宮筋腫が膣の通り道にあったので、特に痛かったようです
今思えば初めての感覚で
ビックリ!ショック!みたいな感覚が大きかったかもしれません
でも本当に看護師さんの鼻から吸って、吐いて~で
嘘みたいに楽になったのでもし痛い時は試してみてください!
出産時のひぃひぃふぅもそういうことか。と勝手に納得w
それ以来、痛そうなときは鼻から呼吸するのを実践していますが効果あります
以上、卵管造影検査のレポでした
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございます^^
まだまだ治療は序盤。
これからまた1歩進んでは3歩下がるような妊活生活が始まりますw
基本的に私はマイペースでポジティブな方だと思いますが
それでも「そんな~!」とか「嘘やろ?!」と落ち込んだ日々もあります。
これからまたそんな日も来るかもしれませんが
今はストレスなく体外受精までの日々を過ごせている気がします^^
それも過去の苦い経験のおかげ
また続きを振り返りたいと思います
この記事がこれから卵管造影検査を受けようと思っている方や
不妊治療を始められようとしている方の少しでもお役に立てれば嬉しいです
ではまた