はるぶーのマンションヲタクな日々

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。


テーマ:
 最近ブログにつくコメントもかなりうるさがたの人が多くなって(喜んでいるんですが)さて返事でもとなると1000文字制限が厳しいですね。きゃんぞー様からコメントをもらいましたんで。直接”長谷工”とは関係ないですけどシリーズの一貫で。
 
きゃんぞーさん:
>二重床が必須というのは変だ、という趣旨はごもっとも、と思います。ただ、
>二重床でないことを声高に批判しているネットや評論家の声自体も、実は大多数の
>購入者にはあまり届いていないor届いても自身のマンション選びにはほとんど影響
>していないのではないか、とも思った次第。

 
 詳しくない人は確かに床方式なんか気にしないでしょう。
 
 一方で、そういう人は、同じ建築士でも意匠・構造・設備と専門があるなんてこともご存知ないわけで、”自称専門家”がいうご託宣は常に間違いはありえないとかそのまま裏をとったりしないで信じがちな人たちでもあります。
 ほか全て自分にマッチしているんだけど、ただ一つ”直床なので遮音が心配”という『杞憂』はもういやってくらい匿名掲示板で見た気がします。首都圏でよく見る”直床批判”が都内の床方式の選定に影響してないというきゃんぞーさんの主張には私は首肯しがたいかなぁと。
 
 2000年代前半のマンションが激安だった時期、本や雑誌記事などで、首都圏の人を中心にすごい回数で、二重床の遮音は直床に勝るという嘘(とまで言わなくても適当ではない決めつけ)が、各種書籍や、SUUMOなどの無料配布を中心とした雑誌でのごく一部の"専門家”の書き込みですごい回数宣伝されました。

 その影響で、例えば名古屋とかであれば普通に存在する300mmボイドスラブ直床みたいな(スラブが80㎡で10トン近く重くなりますから普及版の二重床よりは高くつきます)マンションが都内では設計されなくなってますね。
 --- 私自身の大阪出身なんですけど、”マンションのスパンが狭い”ってのは東京よりも大阪などで嫌われる傾向が強いですが、ワイドスパンな間取りとのマッチングがいいってことは確かにあるから差がでるのかなぁ...都内は別格に土地が高いからより”有効利用”する方向でスパン狭目で6m代前半とかで作るしかないのかもしれませんが。
 
 遮音は重さが勝負なので、同じ空間が利用できるなら300mm厚のボイドスラブで直床のほうが、200mmでの二重床よりも遮音性では優っていて、実際関東の”外”では頻繁にみるのに東京じゃ滅多に見かけない。多分設計側の人はかなり設計の自由度を、”とにかくなんちゃってレベルでいいから”二重にしてくれとかのデベなどの要望などで奪われているんではないかなぁとか思うわけです。
 
#300mm-320mmボイドスラブは、タワーでは定番中の定番ですが、まーどうしても凄く太くなる梁の梁せいの確保で、自動的に二重床になるだけの階高が必須になりますからね。あくまで超高層でない場合の直床との組み合わせの話をしています。名古屋あたりの高級物件の定番ですね。
 
 
碓井さんは、もと東急の設計部長としての語りで、住まいサーフィン会員なら
見られる
 https://www.sumai-surfin.com/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50&o=363
における指摘は、”東急線沿線の一種低層住専”なんかのマンションを買える人には
多くの点で間違っているわけではないですけどね。
(鳥居形配管でのウォーターハンマーは今は起こらないと思うけども)
 
 品確法評価基準だと(ヲタクは変なチェックをしているもの)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/060601hyouka.pdf
(pp86あたりから) なーんちゃってでない本気モードの二重床ってに施工する敷居は結構高い。太鼓現象の回避のために脚を伸ばしてかなりの空間を確保しても、30kg/㎡以上の面密度のアスファルト系制振材同等品の制振シート(アスファルトを基材とした重く堅いシート)を組み込まないと一律Δ=-5dB と評価することになってます。
(単に直床でスラブだけより遮音性は”劣化”するという認定)
これが入っているマンションなんてまず滅多にお目にはかかれない。
 
 これ以外の条件だっていろいろ満たしていないことが頻繁にあるわけで、実は普及版の二重床は重量衝撃音の遮音では直床に劣ることも多いってのはもちょときっちり言及して欲しいし、直床の売り手も、二重床の売り手ももっとちゃんと説明して欲しい。
 二重床のメリットは遮音ではなく、むしろ意匠上のものだと思うんですよね。まぁ...サッシが空中に浮かんでいてまたぎになっていたら嫌でしょ(無論そうでないのもありますが)とか意匠面の差で主張するなら理解できるんですけどね。まぁきゃんぞーさんのおっしゃる通り、キッチン天板が御影石だとなんか嬉しいような気がするというのと同じ。 
# 二重床だから音は伝わらない”筈”とか思って上でWii Fit でぴょんぴょんやればたちまち下の家からクレームになるのは億ション級のタワーだって同じです。今まで内覧会立会いしたなかで上の部屋の歩行音が一番大きく聞こえたのは山手線内側のミニマム1億はするでしょうって財閥系某社のタワーだったものなぁ。変に遮音がいい筈なんて幻想は与えないほうが管理組合のためというものです
 
 ーーーーーーーーーーーーーーー コメントへの返事の再掲ですが...
 
 きゃんぞーさんの専門の”車”に例えていえば、BMWなら絶対だねってのを、カローラに要求する人はいない。マンションも同じようにそれこそお値段には一桁近い開きがあるのに、一律これがないとダメなんてものは”ちゃんと雨露がしのげる””中で人が怪我しない”とかそういう最低限の機能以外には殆ど存在しないと思うんですよ。
 
 私は、LDを含むドアがあいた状態で固定できない戸あたり金具の省略とかに極端に厳しくてうちのマンションでも戸あたりを全戸対応で直させました。指の挟み込み防止とか、そういう家では怪我しないという配慮は必須だと思うんですよ。
 直床で、設備も割と廉価版の野村の新規低価格帯ブランドの”オハナ”でもこのあたりは実に完璧でまぁさすがだと思った。
 
 マンションってのも個性を表現したいとかそういうこだわりで買う人とこの場所に住めればいいって人の両方があるってのは、車と一緒かと。車のいっぱい乗っかっている雑誌を買う人ってあんまりいないでしょ。マンションだっておんなじ。
 東京カンテイさんの”中の人”もよくいってるみたいに、マンションは立地が9割、あとは微々たる差なわけで、実際のところ査定マニュアルで、”直床””二重床”とかで細かく値段の差をつけていくようなこともないみたい。
 BMWとかエンジンルームあけると鉄板が嘘でしょってぐらいぐにゃぐにゃ曲げて入っていて剛性が違うけど、ま日本車だって走るといえば走る。二重床ってそういう”こだわり”の部分だと思うので、いかなるマンションでも”必須”とかいいきっちゃう人がでてくるとどうかなぁとは思うわけですよ。
 直前に書いたサッシの複層化は必ずマンションの寿命中で光熱費の差でとりかえせますから、単層なのは違法建築ですとしてしまっても困る人は誰もいないのとの大きな差はここじゃないかなーと。
 
 長谷工と聞くと、あー羊羹分割で田の字でスパンも短いだろーな、壁も二重だしと連想するのはヲタク的な関心事であって、その価値観を生まれて始めてマンションを買う一次購入者全員に押し付けるようなもんでもなかろうとは思うんですね。
きちんと住めるものを安く作れる能力に長けていることは認めないといけない。そればっかりになっちゃってもつまらないと思うけど。
 
 マンションももう少し消費者・供給者側の両方でよーく考えて、いろいろ多彩なのから選べるといいなぁと思ってこんなブログを書いているわけです。あくまで”ヲタク”としての意見であることは、じゃによって名前を名乗る時点で断っているつもりではあるんですよね。
 
 今度こそ直床・二重床篇はおしまい。
 
#年収1000万未満はおよびじゃなかった三菱、直床はまずなかった”パークハウス”が、郊外で直床の”ザ・パークハウス”もあります(藤和のベリスタとして土地仕入れされた物件)でえーっとか思っていたら、ハイラインのブランド”グラン”を投入するみたいですね。これは当然に思えるなぁ...
 
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