理事会のカラーを決めるのは間違いなく理事長です。
あんまりほかの理事会役員の自主的な協力は期待できない2流タイプと、
ほかの役員がみんな非常に協力的な1流タイプとがあるって話は前に
しました。
↓
http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11202938371.html
http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11203317138.html
1流のタイプは、そうそういるもんではありませんので、これから
書いていくのはあくまでも、理事長が”頑張っているけど孤立気味”
な2流タイプの場合の限定の話題です。
ずっと10年理事長のままでいるってのも一つの手ですが、メガマンション
でこの負荷に耐えられる人は稀。私も3年コアな役員やって疲れちゃった。
となると、理事会改革は、
● 輪番でじゃんけんになった理事長でも、それなりには理事会が運営可能な
システムの構築
● 理事長あるいは理事会にかかる負荷をいかにして減らすか
がポイントで、自分が抜けた後じゃんけんで負けてなった理事長が負う
苦労が少しでも少ないようにで考えていくしかありません。
私が理事長の2年の間に導入したのは、以下の何点かです。
1流の人が理事長をしていた場合、既に理事会は2年任期半数改選に
移行するなど継続性にすぐれるシステムが構築されているはずですので、
この多くはむしろお勧めできないと思ってます。
くどいですが、以降私のブログではあくまで、”理事長が頑張っているけど、今一つ
からまわりしている2流”の場合の理事会改革を扱います。
(1)マンション管理士による顧問制度の導入
(熱心な理事相当を増やす効果;一番手っ取り早い)
(2)委託契約書の変更による、各種理事会サポートの管理会社業務として明確化
(投函や、会場設営などは理事から切り離す)
(3)理事会の全理事の役割の明確化
(自分がサボっているとの認識を持たせる)
(4)副理事長3人が主催する、委員会制度の整備
(3人の副理事長で分担して、各々が1つの委員会を主催、
決議要求の形で理事会での報告義務を負わせて理事長が司会に専念)
(5)自治会と理事会の機能の完全な分離
(極力自治会に仕事を回す。
ゴミ置き場のマナー広報などを切り離して理事会の負担を低減)
ってなとこです。 今期の理事会は、理事長はじゃんけんで負けた人ですが、
3人の副理事長は、全員がそのポジションを互選の場で選んだ人
(私も含む) 実質的な仕事は3人の副理事長が回していて、
まぁ。。。理事長は印鑑を押すのが中心です。
それでも渉外案件で、よく平日に呼び出されていますから負担としては
ハードでしょうけれども。
結果として、理事長から抜けた今年は... 副理事長をお飾りではなくした
ので大変でしたけど、共用部の副理事長がマナー違反撲滅などを担当してくれたし、
理事長印を押しによばれまくるとかはなくなったから、理事会全体としての負担の
総量は激減させたかなぁ。
ここまで理事から”体を動かさないといけない”仕事は低減して
”頭だけ使えばいい”ようにしても、理事会にすらあんまりでてこない理事は
やっぱりいますが、それに怒っても致し方ない。
各々2-3回程度でシリーズ化して書いていってみようかと思います。
物件探索系のヲタクをしてのブログには、”マンション探訪”
理事会関連にはテーマ ”マンション管理組合”がふられていますので、
興味のあるほうでも。
(小分けにして、ブログが長すぎる問題を解決しようって作戦。
2系列ある各々で、毎日読める程度にまで減らさないとね)
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