お陰様でオープン11年目を迎えました。そして思い出すこと... | マンツーマンで安心のハルビュ―ティ―ハウス 髪と心の癒やしサロン

マンツーマンで安心のハルビュ―ティ―ハウス 髪と心の癒やしサロン

ようこそ髪と心の癒やし屋*Haru beauty house*です

お友達の家に遊びに行くような隠れ家のような小さな美容室です。

ゆっくり 安心していただけるようにビューティーハウスと名づけました。
どうぞ、楽しくおつきあい下さいね…*


お陰様でまるっと10年

今日から11年目にはいります。



外壁のひびと崩れ

治していただきました。

綺麗にペンキも塗られてました


あ...でも上のほうも

塗って欲しかったなぁ( ´∀`)




でもこれで水も

運も漏れないね(笑)


7月20日

Haru beauty house

オープン記念日ですキラキラ

そして今年30年で

11年目のスタートしました。





ようこそ
髪と心の癒やしのお手伝い
Haru beauty houseの
はるさんです






お陰様でHaruはまるっと10年を

終えることが出来ました。


プライベートは

まさに怒涛の10年でした。

本一冊...いや二冊

三冊は書けるなってくらい

色々ありました。



それでもやってこれたのは

娘達の存在と協力

そしてHaruに

足を運んでくださった

沢山のお客様が

いらしたからこそ



一度きりのお客様....。


事情があって

来れなくなったお客様...。


以前勤めていたお店から

約30年近くにもなる

長ぁ~いお付き合いの

お客様...。


そして 

天に召されたお客様...。


数えきれないくらいです


お一人お一人との

お付き合いすべてが

宝物です。



以前にもお話したことが

ありますが


離れていかれた

お客様の後追いは

しないことにしています。



その代わり

どうぞお元気でお幸せにと

心でお伝えします。


そんななかお客様の方から

わざわざお別れに

お運びくださる方もいらして


わたしは美容師として

本当に幸せです。




今日はそんな

数々の

お別れの中で

一番忘れられない

お客様とのお話を

させてくださいね。


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。


以前のお店では

20年勤めていました。


そのお店で10年以上

担当させて頂いた方との

お話です。



ある日

『癌が骨に転移したのよ』と

ポロッとこぼされ


退院してからは

しんどくても

様子を見ながら毎月

必ずカットに来られて


最後の1年は


『会いたい人や

お世話になった人に

手紙を書いたり

少しずつお別れの準備を

してるのよ』


『だからね、いつ会っても
大丈夫なように

カットに来るから

かっこよくしてね。』



そう穏やかな笑顔で

時々内緒ばなしも

まじえながら

言ってくださってたんですよ

素敵ですよね。



そうして月を追うごとに

痩せていかれ


わたしの独立が決まって

最後という日


やはりお運びくださってねぇ

順番待ちの間座っているのも

とっても辛そうで

ソファーに身体を横たえて

いらしたのに


カットにご案内すると

いつものように

シャキッと座って 

いつもとかわりなく

にこやかに

それでも話される声は

消え入りそうで....


わたしもいつも通りの会話を

楽しんで頂けるよう

笑顔をたやさないよう

涙をこらえながら

話したのを覚えてます。


最後のカットを終え

お会計をすませると


わたしに


「もう、あなたのお店の

オープンまで

待てないとおもうから。。

これはお礼。

今までありがとうね。

お店頑張ってね。」


そう言って手渡されたのは

和装のお財布。





いつも彼女がその財布だけ

持って

ご来店されててね


とってもシンプルで

どこで買って来られたのかを

お聞きしたことが

あったんですね。


その事を覚えて

くださってたんです。


彼女のその

こまやかな心遣いが

とってもとっても

うれしくて

うれしくて....


 とうとう

こらえていた涙は崩壊


感謝の気持ちとともに

笑顔でいつも通り

お礼を言って

お見送りをしました。



彼女とはそれきり

お会い出来ないまま


3ヶ月後の7月20日

Haru beauty houseは

オープンしました。




゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。.

毎年このオープンの日を

迎えるたび


彼女との最後の最高の日を

思い出します。



そしてお客様との出会いに

感謝の気持ちを新たに

一期一会の気持ちを忘れず

新しい1年のスタートを

しています。


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..


そのお財布ですが

今年になってとうとう

チャックが

壊れてしまったので


自分で修理して

使い続けています


新しい同じお財布も  

買いましたが


やっぱりこっちでないと

落ち着かないくらい

大切な形見でお守りです。



彼女との出会いで

わたしは成長させてもらい


命を丁寧に生きることを

教わりました。


いまでも大好きで

大切なお客様です。


今も見ててくれてるかなぁ
 


今日も

最後までお付き合い頂き

ありがとうございます。


あなたにとっての

忘れられない人やこと

教えてくださいねぇ。




ではまたぁ。

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