最後の日と思い出1
俺達の愛したDOCOがついに終わった。
最終日にみんなは何を想ったのだろう。
俺は
このゲームに夢中だった
その気持ちを胸に焼き付けておきたい
それだけやった。
まずはJCに出走。
これが最後のレースや。
俺は他のプレイヤーと自分の育てた馬が勝負できるというところに魅力を感じてこのゲームにはまった。
まさにMMOならでは魅力だったのだ。
ハナ差の争いに興奮してPCの前で声を上げたり、緊張して手が震えたり、そんなことはMMO以外の馬ゲーではありえないことだった。
ほんまおもろかったなあ。
俺が戦ってきた約1000戦の中には思い出深いレースがいくつかある。名馬列伝第一話 にある初めて実名G3を勝った時や、初G2も初G1も心底嬉しかった。
だがしかし、最も興奮したのはみつくさんのサスペンドメジャーと俺のラストワルツノリオがJCで戦った時だ。
サスペンドメジャーとは2回戦った。どちらもJCだった。
初対決で見事に完敗した。その後ノリオは有馬を勝ち、4日後再びJCに出走した。
もちろんサスペンドメジャーが出走してくると思ったので、俺は前回のレースで撮ったサスペンドメジャーのSSでパラを研究し、さらにレース中もSSをたくさん撮っていたので、そいつからみつくさんの仕掛けポイントも研究し、必勝体勢でのぞんだのだ。
そして
ハナ差で負けた。
負けたレースやけど、これが俺のベストバウトだと思う。めっちゃ興奮した。
みつくさんもレース前から敵はノリオだけだと思っていたらしく、なんとか勝てて良かったと興奮気味み話していた。
その後ラストワルツノリオはサスペンドメジャーがいないJCを圧勝した。
しかし、勝ったことよりもレース終了直後にみつくさんから
「よっしゃ!おめでとう!」
とライバルであった俺を讃えるテルが入ったことが感動した。
そんなことを思い出しながら俺は最後のレースを走った。
有終の美を飾ることはできず。
勝ったのはbeaさん。おめでとうございます。
玉玲さんにガチで勝ったことはなかったなあ。密かに目標としていただけにちょっと心残りだ。
レース後は妙に脱力してしまい、結果画面を見ながらしばし呆然としていた。
しかし、感慨にふけってる暇はない。
噴水前ではうまくんとクロりんが降臨して記念撮影が行われているのだ。
俺はターフに礼をし、競馬場を後にした。
これまで俺と戦ってくれたみなさん、ありがとうございました。









