韓国男子の良さ(ちょっとまじめな話) | 手探り福岡生活☆

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韓国とオーストラリア生活を得て日本へ出戻り☆
人生の後半突入のRitaのシングルライフFourthStage♪


韓国の男の子たちとは?

間違いなく日本人の男の子たちよりは、

何倍も上をまわっていると思う。
男としての器、心構え、男として生まれたことの、重さ。


それは何故かと言うと、やはり軍隊なのである。
この平和な韓国を見ていると、戦争は終わったんよんねー、
とつい思ってしまう。
終わってはないのである。
休戦体制なだけである。


もし今北朝鮮が戦争を吹きかけてきたら、
韓国男児は一世に撤収される。
前に彼に質問したことがある。

もし明日戦争が始まると行ってしまうの?
そしたら、韓国人の彼は、「当たり前やン、行くよ」って、言ってた。
すがすがしいねー、韓国の若者は。


私は、実際軍隊に入って何を知ってるわけではないが。
男たちのあいだでは、

やはりあーあいつは軍隊言ってないからねー。
とよく言う。



日本人の女友達にも、韓国人の男性と付き合ってるというと、
えー、その男ちゃんと軍隊行ってるのー?

と、多分昨日仕入れた知識であろうことを、平気で口にしてた。

そんな質問、一般の社会人の韓国人男性に言って、

失礼極まりないことも、知る由もなく。


多分最近どっかで、韓国男性は軍隊に行かないといけません。

と聞いたんだろう。



軍隊行くか行かないかは、大きな格差。行って当たり前。
行かないとどういうことになるかと言えば、就職できない。
パスポートもとれない。

箇条書きにすれば、あーぁたった二つ?ってとこだが、
その二つはかなり大きい。
将来、どうも逃げらない状態なのだ。



2003,4年にペヨンジュンが大ブエイクして

私たちがヨン様ヨン様大喜びしてたころ、
私は韓国へ遊びに行った(正確には2005年1月)。

そうすると彼の回りの友達(もちろん韓国人)に、
ヨン様のどこがいいのって、彼らによく言われた。


意味がわからないけど、彼らいわく、
ヨン様軍隊いってないんよねー。

チャンドンゴンも行ってないんよ。
って、言われた。


韓国男子にとっては、軍隊行かないことは

絶対避けられる道ではなく、
もしラッキーにも免れても、

そうやってずっと言われ続ける、
足かせみたいなもの。


この軍隊を潜り抜けた男の人たちを

見てると、やはりぜんぜん違う。
韓国の女の子も韓国男児のことを言ってた。


彼らは軍隊行ってるから

「恥ずかしい」ってことが、ないのだと。

なぜならば軍隊は、

そんなこと言ってったらやっていけないらしい。
よほど凄まじい訓練が行われてるのである。
入る前と、出た後では性格も人格も大きく変わる人も多いらしい。


それに彼ら、怖いということにどこかぬけてる。
怖いもの知らずと言う言葉がうまく当てはまりそうだが、

そりゃ日本にも俺は怖いもの知らずだと、
手を挙げる人たちもいるだろうけど、それとは違う。



この韓国人たち、少々のことでは怖いと感じない。
外国で、間違いなくここはスラム街でしょ!!

と言うような街も平気で歩き。


見かけの怖い人たちに声かけられても、平気で
はぁ!?何かようわかりませんねー、と

絡まれたときも、すんなり無視して、

NOと言うときはNOと言うのである。


彼らには、怖いものはないように見える。



日本人の男たちは、強がって、

声かけてくるのは友達が居るときだけ。
頑張って気合入れるけど、絶対一人では何もしないのである。

一人だとおとなしく何も言えないくせに、
周りにつれの男友達がいると調子付いて、絡んでくる。




私は、本を読むのが好きで、日々、
これが私の人生の一冊という本をさがしてる。


そんな時に、これは私が毎週日曜日に見ている好きなテレビ番組、

「アッコにおまかせ」での話し。


そこでレギュラーやってる、

安東ヒロキアナウンサーが紹介していた。

彼は最近結婚したらしくて(当時はね、もう数年前かな)。


その彼女と結婚までの経緯をずっと紹介してた。
どうやって知り合って、どうやって接近してデートでしてって。

そして最初のプレゼントは?というところで、

彼が最初にあげた彼女へのプレゼントが紹介された。
彼は、本を送ったらしい。

それも一番自分が好きで一番大切しているものを。



それは何かと言うと

神坂次郎の(すみせん、漢字間違えてるかもしれません。)
「今日我生きてあれ」という、書籍である。

それは、1945年太平洋戦争で、存在していた、

神風特攻隊という部隊に属し、
国のため若き命をささげて、特攻機に乗って、日本を飛び立った、

若者たちの遺書を載せた書籍なのです。


神風特攻隊とは…、と説明したいところですが、

私なんかができるものではないので、

もし知りたいのであれば、是非、ご自分で調べてください。


それで、話は戻るが、私もその本を聞いて、

すぐに近くのTSUTAYAまで駆けつけ、手に入れた。


そしてすぐに読んでみた。

彼らの遺書は、20代にも達してない若者たちが書いたとは、
絶対思えないほどの、しっかりした文面で、

明日旅立つ自分を押し殺して、

周りの人間を励ます文面ばかりなのです。



私の自宅から車で何十分か走ったところに、
その本にも出てくる、太刀洗飛行場というのが、

あるのです。(もちろん今はありません)

そこに現在は太刀洗駅があり、

太刀洗飛行場特攻隊記念館というのが、

今は駅に隣接して建設されてあり、

そこに、遺書の原本または、

コピーなども拝見できるように陳列されてありました。

飛行機もありました。



彼らの遺書は、まだ17歳ぐらいの若者が書いたとは思えないほど、

はるかに達筆で、両親への感謝ばかりでが並んいて、

誰一人自分の欲などひとつも外には出していない。


日本男児はほんと、巣晴らしかったようです。ほんとに。

言葉がすべて綺麗で、規制の中の手紙であれども、
これから死に行く人間が、どうしてここまで周りが見えるものか、

どうしてここまで寛大に装えるのか。


それも彼らは、成熟した大人ではない。

14歳ぐらいから空軍予備軍にいて、
自分の残された時間をすべてを国にささげて、人生を送っていた。

そんな彼らの、遺書は、

この先にこの愛すべき日本が平和で豊かになるのであれば、
それが、自分の幸せである、そう残してあった。



それが今では、平和な時間の中での歪み。
ニートや引きこもりだとか。

最近は、もっとエスカレートして、
親を殺したという、話をよくニュースで聞く。


あのかっこよかった日本男児はどこへいったのだろう。


日本も、徴兵制導入すればいいのに。


韓国にはそれがちゃんと残っている気がする。