英会話の際、私の「脳」の判断プロセスは「回り道」状態です。

 

 英語 ⇒ 和訳 ⇒ 日本語で英作文 ⇒ 英語 ・・・

 

 おいおい、どこまで寄り道するの? って感じで脳がフル稼働します。

 

 この上、英語と日本語の文章では、言葉の配置が異なることから、「脳」はさらに混乱します。

 

 きのう、彼に会った。

 I met him yesterday.

  ・・・逆です。

  ・・・日本語・・・主語がないです。

  ・・・英語・・・主語は、原則、必須です。

 

 このような判断プロセス状態では、若い時ならいざ知らずシニア世代の「脳」内CPUでは処理しきれません。

 

 そこで、最近は英文と和訳が並んでいるときは、和訳を見ないように心がけています。

 そう、今は、試験の解答作りではないのですから、「一字一句」正確な和訳の理解は求めないようにしています。

英文を英語として、その流れのなかで解釈する ということでしょうか。

 

 考えてみれば、英単語をその単語がもつ英語のニュアンスそのままに日本語にすることなど本当は不可能ことではないのか とも思っています。

 その逆もしかり。

 それぞれが、それぞれ異なる文化のなかを歩んできた言語ですから。

 

 ですから、極端な話、「意思」「意図」が伝わる英訳、和訳でもよいのではないか とまで考えています。

 ただ、この考えは学生の方々にはお勧めしません。

 多分、学校の試験では採点してもらえないのではないかとも・・・思ったりするからです。