第三話 天に向いて
長い長い闘いがはじまった。ミルクは完成したが人肌ってのがわかりにくい。手に少し出してみても熱いのかぬるいのかイマイチ分からない。とりあえず熱いと感じなければいいと思いあげてみることにした。
ちびをタオルで包んで口に哺乳瓶をもっていく。「ほれほれ 」とか言いながらやるが、ちびは顔を左右に振って逃げる。おいかけて突っ込もうとしても口を開けない。しばらく格闘。ようやく、「ニャア」と鳴いた瞬間につっこんんだら・・・、「うにゃうにゃ」と言いながら先っちょを噛んで暴れる暴れる。
1回戦目は完敗・・・
その数十分後、2回戦。こんども同じ手順でうにゃうにゃまでいく。さらに格闘する事数分・・、最終的に口を閉じて目も閉じて拒否。また敗退・・・。ミルクも冷めてしばし休戦にする事にした。
そうやって何度か数時間ごとに格闘、飲まないミルクを何度捨てにいった事か。丸一日かかったが、喉を潤すほどもミルクを飲ませられず、時間ばかり過ぎていった。私もほとんど寝てなかったが、とにかく飲ませないとと思いトライし続けていた。
そして、二日目の夕方奇跡は起きる。またうにゃうにゃ言いながらの噛み噛みされていた私は、なんとなく閃いた。もしや私の思う以上にあったかいミルクでいいのでは・・・?そう思い熱いかなと思うくらいであげてみた。・・まだ飲まない。さらに噛み噛みしてる時にもう少し奥にいれて見たとき・・・
「にゃうにゃうにゃう・・」と言いながら耳をぴこぴこさせて飲み出した!ほんの少しだったが確かに飲んでいた。私はうれしさのあまり「よっしゃ」と声に出して哺乳瓶を天にかかげた。
その後は徐々に飲む量が増えて行き、三日目の昼には規定の量を完食できるようになった。その時点で私は、「チビ太1 チビ太2」と、名前をつけて呼んでいた。
親にちびを任せて仕事に行く車の中、私はずっと考えていた。そして、決めた。
「猫じゃらしは2本買うか」
長い長い闘いがはじまった。ミルクは完成したが人肌ってのがわかりにくい。手に少し出してみても熱いのかぬるいのかイマイチ分からない。とりあえず熱いと感じなければいいと思いあげてみることにした。
ちびをタオルで包んで口に哺乳瓶をもっていく。「ほれほれ 」とか言いながらやるが、ちびは顔を左右に振って逃げる。おいかけて突っ込もうとしても口を開けない。しばらく格闘。ようやく、「ニャア」と鳴いた瞬間につっこんんだら・・・、「うにゃうにゃ」と言いながら先っちょを噛んで暴れる暴れる。
1回戦目は完敗・・・
その数十分後、2回戦。こんども同じ手順でうにゃうにゃまでいく。さらに格闘する事数分・・、最終的に口を閉じて目も閉じて拒否。また敗退・・・。ミルクも冷めてしばし休戦にする事にした。
そうやって何度か数時間ごとに格闘、飲まないミルクを何度捨てにいった事か。丸一日かかったが、喉を潤すほどもミルクを飲ませられず、時間ばかり過ぎていった。私もほとんど寝てなかったが、とにかく飲ませないとと思いトライし続けていた。
そして、二日目の夕方奇跡は起きる。またうにゃうにゃ言いながらの噛み噛みされていた私は、なんとなく閃いた。もしや私の思う以上にあったかいミルクでいいのでは・・・?そう思い熱いかなと思うくらいであげてみた。・・まだ飲まない。さらに噛み噛みしてる時にもう少し奥にいれて見たとき・・・
「にゃうにゃうにゃう・・」と言いながら耳をぴこぴこさせて飲み出した!ほんの少しだったが確かに飲んでいた。私はうれしさのあまり「よっしゃ」と声に出して哺乳瓶を天にかかげた。
その後は徐々に飲む量が増えて行き、三日目の昼には規定の量を完食できるようになった。その時点で私は、「チビ太1 チビ太2」と、名前をつけて呼んでいた。
親にちびを任せて仕事に行く車の中、私はずっと考えていた。そして、決めた。
「猫じゃらしは2本買うか」
